こんばんは。

今日は夕刊フジの原稿を書いていました。

ボートレース三国についての内容でしたので、
本日のレースを観てみると、1コースが苦戦していましたので少しミニ解説したいと思います。

第11レース、第12レースは1枠勝利でした。

第10レース
豊田健士郎選手がまくり差しを決める!


1マーク展開、2コースがスタートで若干遅れる。
1コース岡祐臣選手が先マイ、3コース鈴木諒祐選手はまくり差しに入る。

3コースが攻めて4コース山田哲也選手(青)は差し。5コース豊田健士郎選手(黄)が絶妙なまくり差し。山田選手は出足がもう少しですね。

6コース一瀬明選手は最内を差す。スタート後手の2コース吉田健太郎選手は小回りターン。


5コース豊田健士郎選手(黄)のまくり差しはタイミング抜群でした。前傾姿勢もしっかり。グランプリの毒島選手のまくり差しに似ていますね。


今シリーズ、ターンした後の加速があまり良くなく、バックストレートの航走位置を悪くしていますね。この位置は2マークに重要です。

1コースから先マイしても、スピードもって差したレーサーに、バックストレート内側から伸びられている感じがしました。

豊田選手の様なスターレーサーが5コースから1着でしたがこのレースはビッグ配当。

後から考えればあり得ますよね。
それぐらい推理が難しかったのでしょう。

こんな時はモーターの調子はもちろんですが、
スタートタイミングが安定しているレーサーを軸に推理してみてはどうでしょうか。

以上、第10レースのミニ解説でした。

またボートレース三国では、7月7日(火)から12日(日)まで『G2第2回全国ボートレース甲子園』が予定されています。

そのレースには現在使用されるモーターやボートが使用されます。モーターチェックはG2レースの推理を楽しくしますよ。

また各都道府県出身レーサーによって競われるG2レースです。どうぞご期待ください。

それでは また…     植木通彦