おはようございます。
本日SGボートレースクラシックは開催最終日!
第12レースでは
ベスト6による優勝戦が行われます!
そこで、昨日の準優勝戦を私の感想を入れながら各レースミニ解説したいと思います。
第10レース
1着 吉川元浩選手まくり快勝!
準優勝戦第10レースピットアウト!
スタートは、
1コース毒島選手がトップスタート!
2コース吉川元浩選手と3コース池永選手に注目してください。スタートタイミングは共に0.10ですが、吉川選手が池永選手より前にいます。
またトップスタートの毒島選手に吉川元浩選手は追いつき、少し伸びている様にも感じました。
この動きに1コース毒島選手はいつもより若干ハンドルを入れる初動のタイミングが早く反応、それがターンマークとの間隔が近くなりスロットレバーを全速に握るタイミングが遅れたのではないかと思います。
そのタイミングをモーターを仕上げた吉川元浩選手が迷いなく毒島選手の外側をターン。まさに一瞬のタイミングの勝負だったと思います。流石!
また、まくる位置3コースの池永選手は、この吉川元浩選手のまくりに若干差すタイミングが遅れターンマークを外してしまうが上手く立て直す。
バックストレート、吉川元浩選手が独走!
立て直した毒島選手、差した池永選手、上平選手、馬場選手、柳沢選手が接戦。
この接戦を競り勝って2着入着したのは柳沢選手(緑)で、その素晴らしさは、引き波を点で越えていた事ではないかと思います。
ターンで引き波に乗るとは、イメージで例えるとプロペラの泡の中をプロペラが回転していくのでキャビテーション、押す力が減少します。
柳沢選手は、ターンの出口では、微妙に引き波の内側に出てきているのがお分かりでしょうか。
このターンは無理にするとターンの出口で内側に振り込んでしまいます。このターンにはモーターパワーを上手く引き出した調整力が必要です。
また昨年SG初V、そしてグランプリの悔しさなど経験が生かされ、最後まで冷静さがあったからこそのターンではないでしょうか。
この第10レース準優勝戦は、実績モーターを抽選で引き当て、プレッシャーがある中、見事に自身が納得するレベルに仕上げたレーサーが優勝戦進出を決めたレースとなりました。
以上、ミニ解説でした。
この後は第11レースです。
それでは また… 植木通彦