おはようございます。

昨日決勝のプレミアムG1第1回BBCトーナメント
初代チャンピオンに輝いたレーサーは


田村隆信選手(徳島県出身)でした。

第12レース決勝を少し振り返りたいと思います。

各レーサー決勝戦は自ら引き当てた枠番でのレースでした。1枠田村選手はもちろん1コースを主張。レースは助走距離ある4コース瓜生選手がスタート後若干内側コースより伸びてプレッシャーをかけるところから3周回が始まりました。

2コース毒島選手はスタートの行き足は良いがいつもと比べ出足の仕上がりが完全ではなかった感じがしました。若干遅れたスタートを伸び返し前を差させないターンでまくりに行った第1ターンマークはその辺りが影響したのかもしれません。

3コース柳沢選手は3コースからのまくり差しを得意にされているレーサーです。4コース瓜生選手、2コース毒島選手が伸びてきて少しハンドルを入れるスペースが確保できなかった感じがしました。もう少し伸びがあれば余裕を持って得意のターンができたと思います。

4コース瓜生選手は非常に良い走りでの決勝進出でした。結果的に2コース毒島選手のまくりに柳沢選手が若干迷い、その僅かな時間の影響で第1ターンマーク差しに入るタイミングが合わなかったと思います。チャンピオンになりたい気持ちは強かったのではないでしょうか。

5コース長田選手は2コース毒島選手のまくりによって柳沢選手、瓜生選手が若干ターンに入るタイミングが合わないところを冷静にまくり差しに入れたのは素晴らしいターンでした。地元の皆さんの応援が力になったのではないでしょうか。

そして6コース吉川選手は正直調子を崩していたので心配していました。その心配を払拭する様なレースにまずは安心しました。第1ターンマーク最内を差しての3着の走りは完全に調子を取り戻しました。グランプリは期待しましょう。

以上、私の感想です。


全てのインタビューを終えた後、チャンピオン田村選手とファイティングポーズでツーショット。

田村選手おめでとう㊗️
また田村ファンの皆さんおめでとうございます!

現役レーサー20年を超え、様々な経験からレースに対しての冷静、落ち着きが感じられたBBCトーナメントだったと思います。

また10月のSGボートレースダービーは予選トップ通過ながら決勝進出ならず、おそらく想像を超える悔しい思いがあったと思います。

結果的に、そのレース以降素晴らしい実績となりました。やはり思い通りにならない出来事に対してどう自分が取り組むかが大切なのでしょうね。

またシーズンオフがないボートレーサーは、
やはりファンの皆さんからのあたたかいご声援がエネルギーになります。

どうぞ約1600名のボートレーサーへの応援を
よろしくお願いします!

今日は文化放送ラジオ番組収録です!

それでは また…     植木通彦