おはようございます!

今日は、スタートについてですが、皆さん競走水面で旗を見る事があると思います。

この旗を空中線といい、レーサーの多くは、この空中線を活用し良いスタート目指しています。
私の経験からお伝えしたいと思います。



ボートレースは、陸上競技などとは異なり、それぞれのコース助走距離から大時計に合わせてスタートします。ボートレースの魅力のひとつです。

直線は、モーターの調子によって変わりますが、1秒間に約20メートル進むと言われています。

空中線は、スタート前5メートルに白赤、45メートルに白黄、80と85メートルに色青が設置されています。


スタート前5メートル。


スタート前45メートル。


スタート前80と85メートルに色青。

コースによってスタートラインに対しての助走距離が異なるため、それぞれのコースから空中線を通過するスピードは大きく違ってきます。


レーサーは、風向風速の変化を確認しながら個々のタイミングの取り方でスタートします。


空中線の役割わかっていただけたでしょうか。

またレーサーは、スタートに重要な大時計を見ながら、空中線で通過タイミングを確認し、瞬時に正常なスタートタイミングに修正しています。

同時に他のボートと接触しないように自分の走るコース針路を保ち、第1ターンマークへ向かう事になります。この様なプレーが行われています。

ボートレースを
楽しむひとつになればと思います。

それでは また…     植木通彦