富山県高岡市から富山湾沿いをドライブすると、
道の駅雨晴(あまはらし)を通ります。
3階展望台から見下ろすとちょうど氷見線の電車が通過するのか見えました。
このまま海岸沿いを行くと石川県の能登半島です。
先ずは七尾を目指しますが、やはり2024年元旦に起きた能登半島地震の影響で道路はでこぼこだらけで、まだまだ工事中のところもたくさんありました。
七尾市にある「のと里山里海ミュージアム」です。
正面入口からとても華やかな雰囲気です。
ちょっと奥に展示してあった「花嫁のれん」です。
綺麗ですね。
個人的にはお嫁に行く時にこういうモノを持参しないといけないしきたりの地域や家出身の人とは結婚したくはありませんが(笑)。。。
その後は能登の昔の風景や特産物等を映像で見られてとてもいいミュージアムでした。
無料です!!
七尾城跡です。
かなり上まで車で行けます。
立派な展望台があって、
眼下に七尾の街が一望できます。
周囲の森はほんの少しだけ紅葉してました。
この立派な森林の奥には
びっくりするくらいの石垣が積まれていて、
その先はこんなに開けた七尾城本丸です。
約170年間栄えた、能登の守護・畠山氏によって築かれた山岳城跡です。
険しい山岳部を巧みに利用し、難攻不落といわれた山城ですが、上杉謙信によって陥落されました。
七尾から能登半島をもっと北上して、
「道の駅あなみず」は穴水駅に隣接しています。
駅の待合室はポケモンだらけでした。
これは能登半島全域で開催されているお祭りの山車でキリコというんです。
ポケモンのラッピング電車も運行しているんですね。
他にものと鉄道には、
金沢の温泉を舞台にした「花咲くいろは」や
七尾市を舞台にした「君は放課後イムソムニア」などのラッピング電車もありました。
一方、震災の影響はかなり深刻で
駅から一歩でたところは、
こんな感じでまだまだ修理が追いついていません。
崩れた山肌も各所で見られたし、住宅街でも写真を撮るのもはばかれるくらい傾いた家や並んだ電柱が全て傾いている通りもありました。
「ボラ待ちやぐら」です。
江戸時代から伝わる日本最古の漁方なんだそうです。
「ボラ」ってなぜか臭くて美味しくない魚だと思っていましたが、水の綺麗な海域で獲れるボラは全く臭いがなく美味なんだそうです。
カラスミはボラの卵巣だなんて、知らないことばかりでした。
別の日には珠洲市まで北上しました。
能登半島のほぼ突端で地震の影響もかなり大きかったところです。
道の駅すずなり館です。
お隣には仮設の食堂やお弁当屋さんがあってとても賑わっていました。
後ろに隠れていたのは珠洲駅跡です。
のと鉄道能登線の廃線に(2005年)伴い廃駅になりました。
のと里山空港にも寄り道してみました。
中はとてもキレイで地震の影響はなかったように見えましたが、入口の石柱が傾いたままでした。
駐車場周辺の街路樹は綺麗に紅葉していて、まるでそこだけカナダ🍁に居るみたいでした。
行ったことはないですが。
空港内に貼ってありました。
能登半島地震で亡くなった方は600人を超えています。
住家被害は116282件でした。
大変な被害でありましたのに、同年9月には豪雨被害が追い討ちをかけました。
仮設住宅もあちこちで見ましたが、十分足りているとは思えません。
私達が旅生活を続けられるのも沖縄に帰る家があるからできることです。
本当に全てにおいて感謝感謝🙏です。
能登半島の復興もなかなか進んでいない状況ではありますが、早く皆さんが笑顔で幸せになれるよう心からお祈りいたします。


























