恐ろしく暑かったニッポンの夏もようやく終わり秋の気配に包まれています。
コストコが無いという新潟県に入る前にしっかり山形県のコストコでお得なガソリンを給油して、いざ新潟入りです。
写真を撮るの忘れちゃった、HPより。
⬆️道の駅関川ちぐらにお泊まりしました。
関川村では猫の寝床であるちぐら作りが盛んで、道の駅に隣接する観光センターでは、製作実演していらっしゃいました。
他にもお隣に立派な温泉もあるのですが、村外居住者は入浴料700円とちょいお高めです。
ですが毎月26日の風呂の日のみ一律300円との有力情報をゲットしました。
なのでその日は100円で入れる共同浴場に行って、翌日の26日は300円温泉に行きましょう!
共同浴場は、えーっ、Googleマップさん、ここで合ってる?みたいな建物です。
中は無人で箱にお金を入れると大音量のブザーが鳴りました。
たまたま誰も居なかったのでパチリ📷✨
男風呂とは曇りガラスで隔てられていて、近づくとシルエットがよく見えます👀(笑)
向こうもじぃーっと近づいて見にきますが残念な事にそんなバカな事するのは夫以外誰もいませんでした。笑
源泉はかなり熱いのですが、「絶対止めるな!」と書いてある水がずっと出ているので適温でいい感じでした。
久しぶりにお風呂で一人体操頑張って♨️満喫いたしました。
翌日は朝から快晴☀️でしっかり300円でサウナ、ジャクジー付きの立派な温泉も堪能して、ふやけたまま村上市に向かいました。
道の駅で⬇️こんなポスターを見つけたからなのです。
新潟県の村上市という街がこんなにキレイな城下町だということを全く知りませんでした。
多分ほとんどの日本好きのインバウンド観光客もまだ知らないのか外国人はほとんど見かけません。
町屋の屏風祭りって一体なんだろう🤔と思ったらこういうことだったのですね。
町にはこのような看板が立っている町屋のお店が51軒もあってそれぞれのお宅に古くから伝わる屏風やその他のお宝を見せていただけるお祭りなのです。
屏風も然る事乍ら、江戸時代に建てられた家の建築技術にもびっくりです。
村上市には古くから鮭文化が根づいていて、今も鮭の加工品を作るお店がたくさんあります。
お店の入り口はこんな感じで、
中に入るとびっくりの美しい商品展示です。
もちろんお値段もびっくりなのですが、そして店の奥に案内されると、
このような風景に圧倒されます。
祭りの期間のみ展示される屏風やお宝の数々です。
それにしても天井いっぱいにぶら下がっている鮭が圧巻でした。
鮭の干物のなんとも言えない香りもまたいいのです。
高級おつまみの試食もいただけて、お隣の酒屋では日本酒の試飲もできちゃったり良いことずくめです。
どのお宅も凄いんですよ。
展示されている屏風などは「何でも鑑定団」に出品すればものすごい価値があるものなんでしょうけど私にはさっぱりで申し訳ないのですが、店主の方々は皆さん丁寧に歴史を紐解いて解説して下さるのです。
まるでテレビに出ている評論家の方々のようでした。
へえーとか、凄いですねぇとか要所要所では相槌程度にお返事するのですが、江戸時代の元号とかで説明されてもちんぷんかんぷん、右から左に抜けていきます。
大変貴重な資料を見せて頂いたのに恐縮です、ハイ。💦
最後はこの町に伝わる村上大祭の「おしゃぎり」と呼ばれる山車を展示している「おしゃぎり会館」に行きました。
屋台の上に飾られているのはなんとも美しい朱鷺に乗った安寿と厨子王でした。
久しぶりにたくさん歩いて、日本の歴史についてお勉強をしたような気にはなったのですが、一番感動したのは、
お昼ご飯に食べた850円の焼肉定食がボリュームたっぷりで美味しかったということだけかも知れません。