旅をしていても時の流れは続いていて、まりまりまりは63歳になりました。

頭の中はいつまで経っても好奇心の塊の小学校高学年くらいです。

約1週間前に美しい田沢湖を出発して、仙北市の角館(かくのだて)に向かいました。

交通標識に武家屋敷通りと書かれていたので興味を持ったのです。

町並みはこんな感じで敷地面積広々の武家屋敷がズラリと並んでいます。

見学料500円のお屋敷もありましたが、中にはタダで自由に入れるお宅もありました。


切妻造りで何層にも薄い木の板を重ねた木羽葺き屋根など現代では見られない工法が興味深かったです。

どのお宅もこんなに良い状態で管理するにはお金もかかるでしょうね。

武家屋敷とは関係ないと思いますが、路地裏のお宿の奥に大きな虎がいました。

虎年生まれだからか「虎」は素通りできません。

驚くことに1本の木で彫られているそうです。

武家屋敷内の公共のトイレもこんなに素敵な造りです。

春には川沿いの桜並木を見に100万人の観光客が来ます、と人力車のおじさんが言ってました。

すごい観光地なんですね。

イタヤ細工と言うんだそうです。

角館の伝統工芸品で材料はイタヤカエデの若木の根元を裂いて薄く帯状にしたものを織ったり編んだりします。

値段をチェックしたらびっくりでした😱

貴重な工芸品を無料で見学させていただいてありがとうございます🙇‍♀️


横手市に向かいます。

何か面白い観光はないかと探したら、ありましたよ。

観光協会のビルの一角に夏でも体験出来るかまくらがありました。

半纏の貸出があって死なないですみました。

かまくらの中はほんの少し寒さが和らいだ気がしましたが部屋全体の気温はマイナス10℃です。

いつものように裸足で島ぞうり、ちょっと後悔の変なオヤジです。

入場料100円です。

次は40℃近い猛暑の日を選んで靴下持参でのぞみたい場所でした。

横手市は焼きそばが有名だそうで、夫は絶対食べたいと言うんです。

ネットでじっくりコメント見て北海屋さんが選ばれました。

美味しかったけど、私にはちょっと味が濃すぎたかな。

道の駅で憧れの巨峰を安価でゲットしました。

他にも桃、りんご、なし、など沖縄ではありえない価格でいっぱい食べてます。

旅の醍醐味のひとつですね。

どこかの道の駅で農作業を頑張っていらっしゃる方々を見つけました。

皆さんよくできた案山子(かかし)でした。


さあ日本海側を南下しましょう。

いよいよ山形県酒田市に入りました。

夫は以前からネット検索が下手っぴだったのに、食べ物屋さんの検索が上手になりました👏

その日の朝ごはんは小松まぐろ専門店に決定です。

朝9時の開店前から並ぶからと8時40分くらいに到着して、先に来ていたオヤジ軍団と仲良くなったうちのオヤジです。

券売機でチケットを買ってテーブルについて待っていると食券番号で呼ばれます。

メニューはたくさんあるけどどれも驚くほど安いです。

いつの間にか店内はお客さんでいっぱいになってました。

1000円の三種赤身丼が来ました‼️

海鮮系の丼なんて時々しか食べられませんが、もしかしたら今までで最高に美味しかった海鮮丼かも知れません。

箸をつける前にあまりに分厚くて量も多すぎるからとマグロを2切れも夫にあげちゃった事を今でも後悔しています。