齋藤果樹園にお世話になっている間にちょこっと観光もしました。
都会の福島市中心部からとても近いのに、古い町並みがそこかしこに残っていて、なんと言っても飯坂温泉が有名です。
飯坂温泉駅です。
駅の構内にとっても小さな真尋(まひろ)ちゃん神社⛩がありました。
全く知らなかったけど、日本全国に120人いる温泉むすめの一人なんだそうです。
古いんだか新しいんだか?鳥居の向こうにアニメの女の子が居る?おばさんにはちょっと意味がわかりません。💦
とにかく温泉♨️だらけの町です。
温泉旅館もたくさんありますが、私達が毎日のように利用したのは町に9箇所(一部閉館中もあり)もある共同浴場です。
最初に勧められて行ったのは、
こんな立派な外観で、松尾芭蕉も入浴したという飯坂温泉最古の「鯖湖湯」です。
⬆️中の写真は撮れなかったので公式サイトから拝借させていただきました。
肝心の温泉の感想はと言うと、ただただ熱い🥵❤️🔥でした。
夕方近くでもまだ気温は30℃ある猛暑の日に温泉の温度は44℃と書いてありましたが、私はもっと高かったと睨んでいます。(笑)
熱すぎて躊躇っている私に常連のおばあさんが親切に冷水の出るホースの蛇口を回して私に向けてくれたので何とか入れました。💦
次に行ったのは熱湯と温湯があるという仙気の湯⬆️です。
たまたま誰も入っていなかったのでパチリ📸
ここでは熱いに対して「ぬるい」はずの温泉の温度計は43℃を指していました。
諦めて熱いお湯に慣れるしかありませんね。(笑)
脱衣場はこんな感じです。
こんな硬そうな木製のベンチがあって、書かれていた注意書きが笑えました。
"幼児と老人専用です。箱にぬいで下さい。"(笑)
(箱とはロッカーの事だと思います。)
この他にも数箇所の共同浴場に行きました。
料金は共通で1回400円なのですが、10回用回数券は2,500円で買えます。
なかなか貴重な入浴体験でした。
町の中心部に広くて涼しげな古い御屋敷がありました。
旧堀切邸です。
私達のお気に入りの入場無料でした。(笑)
裏門から入ったらすぐに足湯がありました。
柱にはたくさんの風鈴が飾られており、それらの涼しげな音色が体感温度を下げてくれます。
夏の間中この施設では風鈴祭りのイベントが行われているのです。
敷地内には「十間蔵」と呼ばれる広い倉庫のような土間の建物がありました。
中には扇風機が回っているだけでしたが、まるでエアコンが効いているかのような涼しさでした。
きっとここでも無数に飾られている風鈴のせいで涼しく感じるのかも知れません。
母屋の入口です。
ここで風鈴の絵図け体験ができるということで、さっそく600円支払って小さなガラスの風鈴を買って、渡された油性ペンで絵図けしました。
出来上がった風鈴を車のサンルーフに飾ってみました。
白い壁にかざして見るとこんな感じです。
確かに涼しげだけど、気温35℃以上になるとお手上げですよね?💦
「あかつき」の収穫がほぼ終わったころ、朝のお仕事時間にお休みをいただいて朝ごはんを食べに行ってきました。
宮城県仙台市を中心に展開している伊藤商店というラーメン屋さんです。
福島市にもあるのです。
朝7時から並んで、ほとんどの人が食べるのはこれ⬆️朝ラー¥600です。
とっても美味しかったです。
そして、齋藤果樹園には昔からの常連さんがたくさんいらっしゃって、皆さん突然沖縄から現れた摩訶不思議なお気楽夫婦(私達の事です)にもとても親切にして下さいました。
私達貧乏人には見たこともない1,5kgの塊肉を持っていらっしゃいました。
どうやって調理するのかと思ったら、大胆にも低温調理器でローストビーフを作るというのです。
まさか?ローストビーフは高価な黒毛和牛ではなく、アメリカかオーストラリア産の硬めのお肉がいいんじゃない❓と思ったけれど、いやはや米沢牛のローストビーフがこんなに美味しいなんて!と幸せの絶頂にいるところに、次は芋煮ですよ!ってもう💦
何から何までただただ美味しいのです。
スタッフの皆さんも集まって会話も楽しい宴でした。
ああ思い出すだけでヨダレがでそうです。
齋藤果樹園の方々は皆さん優しくて、フレンドリーだからお友達も皆さん良い方ばかりで本当に感謝感謝です。
私達にとって果樹園のお仕事というのはまるきり初めての体験でした。
同じ地域で植えた同じ品種の木が同じ太陽を浴びて育つのだからどこの果樹園産でも同じ味の実がなるでしょう?知らなかったけど、全然違うのですよ。
私達が知らないお仕事やご苦労がたくさんあるということもほんの少しわかりました。
収穫が無い日でも朝早くから果樹園の見廻りにでかける83歳のおじいさんがとても印象に残ります。
時々福島弁がわからなくてすみませんでした。🙇♀️
どうかこれからもお元気で、朝から美味しいビールを召し上がって下さいね😊