道端に咲いていた鮮やかな黄色の花です。
ユーフォルビアという植物のようです。
綺麗ですね。
滞在している木曽駒冷水公園キャンプ場から23kmくらいのところに中山道 奈良井宿があります。
道の駅 奈良井木曽に車を停めて奈良井川の清流を眺めながら樹齢300年以上の総檜作りの太鼓橋「木曽の大橋」を渡ります。
街並みは重要伝統的建造物群保存地区だけあって、居住者以外の車両は通行禁止です。
趣がありますね。
中山道には全部で67の宿があり、奈良井宿は江戸の板橋宿から数えても京の守山宿から数えても34番目に位置するちょうど真ん中の宿場町だそうです。
現在は右も左も外国人観光客だらけですが、昔は時代劇で見られるようなちょんまげに着物姿の日本人が賑やかに行き交っていたのでしょうね。
木曽漆器やお蕎麦屋さん、あとはお土産屋さんやオシャレなカフェなどが並んでいました。
立派な神社⛩もありました。
鎮神社(しずめじんじゃ)といって、かつて奈良井宿に疫病が流行り、それを鎮めるために建立されたそうです。
お店の2階に小さい看板が見えます。
近くで見るとなんか昔見たことがあるような?
アンティークな美容院の看板でした。
名物の五平餅を食べようと入ったお店です。
この店の特徴はよく見る串に刺されたのではなくて小ぶりの餅に味噌ダレ、ゴマダレ、山椒味噌ダレが乗っかって一皿300円なのです。
美味しかったですよ。
酒屋の店先には立派な杉玉がありました。
お天気も良く楽しい街歩きでした。
翌日は天気予報がかなり怪しい事になってました。
夜半から風を伴って激しく雨が降るらしいのです。
「我が家」を兼ねた愛車があればサッとテントを畳んで車中泊に変更可能ですが、あいにく「我が家」は長野市内の車屋さんにて塗装中です。
どうしましょう❓
と、悩んでいるさなかに、白樺湖の近くの別荘にいらっしゃるというお友達から親切な「避難」のお誘いがありました。
地図で調べると87km 2時間弱で行けそうです。
森の中をたくさん登って到着しました。
雨が降る前にお友達宅からは素晴らしい蓼科山が見えました。
急にお世話になったのに、有り合わせの山菜しかなくて、と言われてびっくり、私達にとっては日頃食べられない贅沢なご馳走でした。
丸二日間続いた雨がやっと上がってキャンプ場に帰ってきたら案の定大変な作業が待っていました。
テントを覆うように張ってあったタープが強風で倒れ、テントの中はびしょ濡れでした。
大した家財道具?は持ち合わせてなかったので全部乾かして事なきを得たのですが、テントの中で恐怖の夜を過ごさなくて済んだ事は本当に感謝しかありません。
この地球上のどこかに安心して暮らせる「家」があるって幸せな事なのですね🍀