東北に大きな台風🌀が上陸するという日、北海道中央部最南端の襟裳岬到着しました。
襟裳岬からすぐの百人浜オートキャンプ場は不思議と晴れてはいましたが、風はかなり強かったです。
真夏でも涼しい襟裳岬。
フリーサイトでテント泊なら大人1人310円でまるで森の中で生きてるみたいな雰囲気のキャンプ場でしたが、この夜は強風のためゴォーっと木々が揺れる音とテントとタープのガサガサ音とであまり眠れなかったのです。
だけどお盆前の連休を利用して札幌などから集まった道民ファミリーは強風をものともせず、賑やかに焚き火キャンプやジンギスカンを楽しんでいるではないですか。
さすがアウトドア大好き北海道民、恐るべしです。
気を取り直して翌日は15kmくらい離れたえりも町中心部に食料調達にでかけました。
北海道の人はカニの味がしないからとあまり人気がないオオズワイガニですが、1杯500円〜900円です。
まずは食べてみましょうよ!
自然の中で食べるからなのか、私には十分贅沢なカニの美味さでしたよ。
だけど大きいものでも甲羅の直径は12cmくらいしかなのに、なぜにオオズワイガニと名乗られるのか謎です。
襟裳岬にも行きました。
街中はそこそこのお天気でしたが、
まさかの霧で灯台も真近に行かないと見えません。
襟裳岬についての説明もありましたが、
小さいカタカナの「ム」や「ラ」、しまいには小さいまる「゜」がついたカタカナの「ト」にはお手上げで意味はおろか発音さえできません💦
アイヌの皆様、助けて✋
野生のゼニガタアザラシが見えるとかなにかで見たのですが、これじゃたとえシロナガスクジラがジャンプしていても見えなかったでしょう。
襟裳岬は沖合で寒流と暖流がぶつかりあうことで年中海霧が発生する場所なんだそうです。
翌日キャンプ場は快晴☀️だったので再度挑戦しました。
前日よりはるかに視界は良好でしたが、
ゼニガタアザラシちゃんは全く見えませんでした。
あとでキャンプ場のお兄さんに聞いたら入場料300円の「風の館」にある望遠鏡を使ってやっと見えるか見えないかの距離にしかいないんだそう。
そりゃそうだ、動物園じゃなくて野生なんだからね〜
しょうがないので腰まで海に使ってコンブ漁をしているおじさん達を遠くから眺めてました。
確かに北海道のコンブは良質で美味しいのだけれど、こんなに大変な力仕事なんですね。
本当にご苦労さまです。
最後に襟裳岬という地名は歌があるばっかりにとても有名ですよね。
島倉千代子さんの襟裳岬は存じませんでしたが、森進一さんの襟裳岬はよく知ってますよ。
ほんとに♪♪襟裳の春ぅは〜あ〜 何もない春です♪♪
ってうんうん、よくわかる人口4000人あまりの小さな町でした。
だけどよく読むと歌詞がすごくイカしてる✨
「理由(わけ)の分からない事で悩んでいるうち、老いぼれてしまうから、黙り通した歳月を拾い集めて暖めあおう」ってなんか凄い👏