お世話になった浜頓別の道の駅から近くのクッチャロ湖にやって来ました。
ここも6年前に来てキャンプしたことがある場所です。
あいにく白鳥の飛来する季節ではないですが、雲一つ無い青空で、風は強いですが本当にキレイな景色でした。
次に向かったのはお隣の猿払村です。
道の駅の周りを翌日の朝撮った写真です。
道の駅から道を渡ってすぐの海岸沿いです。
道路を渡るだけの短い猿払公園地下歩道にすごいアートがあったんです。
もちろん誰にも会いません。
地下ですから朝も昼も夜もずっとライトアップされています。
いったい1日何人の人がこれを見るのだろうか?
猿払村は人口2700人の小さな村ですが、ホタテで有名なんです。
ランチのために道の駅でさっそく購入しました。
開けた途端、700円もするのにホタテはたった1個だけ?とがっかりしたのですが、そこは有名な「ホタテめし」というだけあってご飯がもう、ホタテホタテしていて美味しいこと、美味しいこと!(笑)
そして道の駅に併設されているホテルの、以前は温泉だったけど今は枯渇したので普通のお湯になっちゃったお風呂に入りました。
そして周辺のお店をぶらぶらしていて、
このお店のレストランで見てしまったんです。
知らないおじさんが美味しそうに食べているホタテ丼というのを。
だけどラストオーダーが17:00って?
ホタテめし食べてそんなに経ってないのにヤバいよ、だけど食べないと一生後悔するレベルなのです!
真ん中にでーっかいホタテ1個と周りに食べやすくスライスされたホタテ、ホタテ、ホタテでご飯が見えない🤣
元々車中泊では外食はほとんどしない上に1780円の食事なんてめちゃくちゃ贅沢なんだけど、そんなに頑張らなくてもぺろっと食べられちゃいました。(笑)
あまりに感動したので、翌日刺身で食べられる冷凍ホタテもたっぷり買ってしまいました。
さすがホタテの水揚げ日本一の猿払村、ただ者じゃないです。
こんな立派な船で毎朝ホタテ漁に行くんですね。
漁港を歩いていたらたまたま漁から戻ってきた船がいました。
網に入ったすごい量のホタテが何度もトラックに積まれみるみるうちに山になり、その上に人が乗ってます。
こっちはもうホタテでいっぱいになったトラックが重量を測り終えて出てきたところです。
ぎりぎりホタテが落っこちない程度に上手に積まれてますね。
猿払のオホーツク沿岸にはすごく大きな家がバンバン建っていて、建設中の豪邸もたくさんありました。
いわゆる「ホタテ御殿」と呼ばれるお宅なのかしら。
しっかり閉ざされたガレージには高級外車がお休みになってると聞きますが、お金があっても村にはセイコマートが1件あるだけだし(笑)、外車も塩害防止のためにほとんど日の目を見ないなんて、もったいないですね。
だけど高給所得村になるまでには先人達の涙ぐましい努力があって、ホタテ漁での稼ぎも平等に振り分ける独特のシステムがあるからなのだとか。
だったら日本のみならず世界中の漁師希望の若者達が弟子入りしたいはずですが、何と完全世襲制なんだそう👀
だったらせめて漁師の嫁に...ってもっと若かったらなあ!
ホタテのお土産を持って稚内の宗谷ふれあいキャンプ場に戻ったらペット可のサイトを車1台分分けて下さっているお友達がわんちゃんと待っていてくれました。
咥えたラグビーボールをわざとちょっと放してぴーぴー騒いでママに拾ってもらうお遊びが大好きな可愛いベルちゃんです♥️