今回の旅は、当初何の予定もなくただひたすらバリ島のサヌールでのんびりしたい!だけだったのですが、現地で良い情報をゲットした時のために最後の1週間は宿泊予約も入れずフリーにしておきました。

その後出会った現地のドライバーさんや、他の観光客情報によると、すごくキレイなのはバリ島のすぐ隣のレンボンガン島(Nusa Lembongan)である、という情報を得ました。

本当は最初に気になってたのはペニダ島(Nusa Penida)なのですが、どうやらそっちは近年人気急上昇過ぎて観光客過密状態である、らしいのです。

なのですぐ隣の小さくて、静かなレンボンガン島がオススメ!と皆さんおっしゃるのです。

先ずは、離島から戻る時まで大きな荷物を預かってもらえるように、泊まっていたアグスヴィラの空室状況を確認します。

ラッキーなことに旅の後半に3泊4日でレンボンガンに出かけ、帰ってきて最後の1泊はアグスヴィラに泊まり翌日夕方まで滞在延長してもらってそのまま夜の便で日本に帰国できるように計画できました。

レンボンガン島はバリ島から南東に約18キロ、バリ島とロンボク島の間にある人口約5,000人の小さな島です。

サヌールからスピードボートで30分くらいかかります。

最初に島内で宿泊するホテルはすぐに予約できたのですが、ボートチケットに関してはネットでサーチするも、会社がいくつもあって、値段もマチマチ。

いったいどれをどうやって予約するべき?

とりあえずレンボンガン島行きの船が出るサヌールの港に行って情報をゲットすることに。

すると何やら変な日本語でお困りですか?と、話かけてくるおじさん出現!

でもどこかの会社らしき制服を着ているし結構なお年の方だったので信頼できそうです。

思い切って相談してみました、まずは日本語で。

えーっと、おじさん怪しい人ですかぁ?

いいえ、違いますよ。(笑) 私こういう人ですよ。(と名刺を下さいました。)

という事でこのおじさんに全部お任せして希望の日時に宿から港までの往復車送迎とレンボンガン島往復のボートチケットを2人分合計9,000円で手配してもらいました。

後でネットでチェックしてみてもとても良心的な料金であったので、大満足でした。

朝一番、8時頃発のボートは日帰り客で超混みらしいので、ゆっくり11時頃出発の便にしました。

港の待合室から見た風景です。

待合室はこんな感じで、外国の小さな空港みたいです。

だけど船会社別の乗船案内掲示板など一切なく、係のお姉さんが大声でアナウンスするのをしっかり聞いてないと乗りそびれます。

これは帰った時に撮ったターミナルの写真です。

約1年半前のG20サミットに合わせてできたばかりの港でPekabuhan Sanurという名前です。

ここからペニダ島とレンボンガン島行きのスピードボートが発着します。

ボートの中の様子です。

40分くらいでレンボンガンに到着しました。

サヌール港からは桟橋があるので濡れないで乗れましたが、ここではどうしても最後の3歩くらいは水に浸からないと上陸できません💦

それにしても見たことないです、船尾に船外機エンジン6個も付けてるボートなんて。

港から15分ほど、賑わっている商店街からどんどん寂しくなる通りをとぼとぼ歩くとありました、今回予約した宿 Nusa Sentanaです。

宿を切り盛りする親子です。

他にお父さんとちっちゃい男の子がいて、日中はホテルの一室を使用して掃除したり休憩したりしてました。



ベッドルームもバスルームもけっこう広くて快適です。

翌朝まだ薄暗いうちに2階のお部屋から撮りました。

ちゃんとプールもあります。

宿泊サイトで予約時には写真も見てましたが、一体どんなところなのか心配だったのです。

だって1泊たったの1,500円だったのですから(笑)

後にお部屋にテレビはあっても映らない、タオルは夕方にならないともらえない、シャンプーさえ置いてない、ベッド脇のライトが点かない、椅子やテーブルはお部屋の外の廊下にしか置いてない、などなど突っ込みどころ満載でしたが、幸い私達脳天気夫婦には特に問題なく楽しめるコスパ満点のいいホテルでした。

だってないないづくしなのに、ビールはあったのです。

しかも夜間は管理者家族が冷蔵庫に鍵🗝をかけて帰るけど、鍵はここに入れておくから自由に出して、飲んだ分だけメモしておいてね!って、なんと寛大な(笑)

そしてさっそく隣の隣のお部屋にずっと滞在しているという多分70代の長老イギリス人のおじいさんからの絶景夕日スポット情報をもとに夕食を食べに行きました。

歩いてはとても行けない距離だから⬆️バリ島にはもう存在しないこういうの(島内ではこれが普通のタクシー)で行きなさい!と言われたけれど島内散策を兼ねてやっぱり歩くのです。🥵

そしてたどり着いた「Nyoman's Warung」

一生懸命歩いた汗も吹っ飛ぶくらいの特等席です。

ビーチではレストランでもバリヒンドゥーの教えにしたがってお供え物に聖水をふりかけます。

ここでもお家の周り、道路などあらゆる場所にお供え物をする習慣がありますが、もちろん遥かなる大海原を忘れてはいけませんね。

あれよ、あれよという間にサンセットタイムです。

あららせっかくロマンチックな雰囲気だったのに💦(笑)

注文したのはシーフード盛り合わせみたいなのです。

二人シェアでも十分な食べ応えでした。

旅も終盤だし、宿泊も安く抑えられたのでちょっと贅沢ディナーのつもりだったのに、ビール大瓶4本も飲んで合計1人2,000円もしないで収まりました。

バリ本島内のビーチで夕日を見ながらシーフード・・・だとしたら軽く2倍の出費になったはずです。

帰りはビーチ沿いを歩きます。

ちょっとオシャレなレストランでは生バンド演奏もありましたよ。

こっちはローカル大集合のスポットです。

写真には撮れなかったけれど満天の星空🌟でした。

毎日楽しいなぁー