さてさて、ぼーっとしているうちにバリ島滞在2週間が過ぎました。

前回からの漠然とした質問の続きですね。

海系アクティビティをしない、買い物にもたいして興味がない、ましてや流行りのクラブで飲んで踊る元気もない私達能天気夫婦は毎日何をしているの⁉️

答えはやっぱり・・・いい質問ですねぇ(笑)

1日数時間は滞在先のヴィラのプールでまったりクロスワードパズルやって、数時間は街中を食べ歩き、お土産屋さんの冷やかし歩きなどしておりますが、ほぼ毎日10kmは歩いています。

頭弱いよね〜

だったらタクシー拾って、何処か行く❓

これがまたね〜、目的地も特にないもんだから(笑)

そんな時、めっちゃ気になったのです。



コレコレ⬆️

幹線道路では、こんな上等なバスをちょこちょこ見かけるのです。

調べてみたら、Trans Metro Dewata (トランスメトロデワタ)という地下鉄でもないのにややこしい名前で、一度乗車したら1停留所でも20停留所でも、5分でも2時間でも一律44円で乗れるというのです!

現在5路線もあり、10分から15分ごとに運行されているとか。

しかも座席は少なめで冷房が効いていてまず混むことはない!らしいのです。

それって、ずーっと乗ってたらめっちゃ楽しい観光じゃないすか?

さあ、そこからが大変だった、なんせこれに乗るには電子マネーしか使えない。

が、インドネシアの銀行口座を持ってなくてもコンビニでカードに入金できるので旅行者でも利用できる、などなど。

すぐに近所の銀行に行くが開いてる時間のはずなのに、閉まってる💦

コンビニでも買えるというので行ってみるが軒並み断られる。。。

😖⤵がっかり・・・諦めて宿に戻って、

大好きなマンゴスチン(たまたまそこにあった箱に入れてみただけ!お値段は1キロ200円ほど)を食べていると、宿のディアナさんが、今日は宗教行事があって銀行もお休みで、明日は土曜日だから月曜日まで待つしかないのとか言いながらスマホで色々ググッてくれて、ついに、「Amazonで注文、配送料込500円ほどで最短3時間で配達可能、見つけたよ!」との朗報。

実はこういう日本でいうsuicaみたいなカードはジャカルタとかではかなり普及しているけど、バイク王国🏍バリ島ではほとんど普及してなくて、バスの乗り方も知らない人が多いらしいのです。

元々は悪くなる一方のバリ島内の交通渋滞解消のため取り入れられたシステムなのに。

とりあえず後ほどディアナさんにお支払いするという事で、即購入して頂き、プールで遊んでいると1時間程で届きました。

こんなかっこいいの✨

しかもこんな、ハエたたきみたいな長いホルダー付きです。

何でもコロナ禍の時に直にカードをタッチすることにより感染が加速すると信じられたからだそうです。

翌朝意気込んで、最寄りのバス停まで15分くらい歩いてる間に3台くらい見送ったのでけっこう頻繁に運行しているようです。

もちろん時刻表なんていうのはないです💦

バス停に到着してやっと乗れたと思ったら、このカード機械にタッチしても何か変?

確かディアナさんからは、カード本体は2〜300円で、少なくとも200円分くらいは既に入金済みと聞いてたのですが、まさかのチャージ金額0円?

日本と違って電波状況が悪く反応しにくい機械もあるというけど、それなのかな?どうしよう❕😱

と、運転手さんが既に乗っていた3人ほどの乗客に誰か助けてやってくれ!みたいに叫んでくれて、私達はそのうちの一人のおじさんに現金でお支払いして、やっと乗れました。

助かったー!ありがとうございました🙏



車内は⬆️こんな感じ、クーラーが効いていてすごくいいです。

30分ほど乗ってやっとバスターミナルがあるクタのターミナルに到着‼️

全員降りないといけないみたいなので、降りましょう🎵

地図を見ながらとりあえずビーチまでブラブラ歩きます。

途中コンビニで、電子マネーカードにいくら入っているか確認してもらいます。

コンビニの若いお兄さん、あろうことか苦労して手に入れた私達のカードをレジ台のカウンターの僅かな隙間に落としてしまい、あげく、うちの夫も手伝わされて、ごちゃごちゃ配線が繋がっている重いカウンターを動かしてまで取り出してチェックしたのに、カード入金額は0ルピアだったことが判明しました(笑)

しょうがなく約500円分チャージして、またブラブラ歩きます。


バビグリン屋さんの豚さんはまだ午前中だからか半分以上身体が残っていますが、夕方には多分影も形も無くなることでしょう。


途中大きなお寺に遭遇しました。

そして到着したのがレギャンビーチ入口です。

暑いけれど風も吹いていて、カフェで飲み物をオーダーすると、人をダメにするヨギボーもどきのクッションに座れて、ちょっと早めのビール🍻です。

いつの間にか正装した現地の方がいっぱいビーチに降りてきて、音楽がはじまり、

お祈りが始まり、

波打ち際にてお花などのお供え物を海面に投げ入れる儀式も滞りなく終わりました。

皆様、私には儀式の意味は皆目わからないですが、暑い中お疲れ様でした。

パラソルの下で柔らかいクッションに埋もれ、ビールを飲みながら写真を撮っちゃったりして、すみません🙇‍♀️


ところで、最近いつも夫(あるいは、おじさん以上の主に男性の方々)が困っている「トイレ近すぎ問題」が解消されています。

多分たくさん歩くうちに上手い具合に発汗して、体内に水分が溜まらなくなったのか?

まあ理由はどうであれ、良き良き🙆‍♀️



帰り道こんなの見ました。


時間がゆっくり流れるサヌールでは見かけませんが、ヨーロッパで大人気のビアサイクルですね。

ノリノリのお姉ちゃん達に「楽しそうだね、いくら払ったの?」って聞くと日本円にして6,000円‼️
いくらビール飲み放題にしても高すぎっしょ!とついつい呆れてしまう私達、おじさんおばさんなのです。

で、帰り道こそは、バリ人のごとく問題なくバスに乗ってやる‼️つもりが・・・最初に乗った夫OK👌次に同じカードでもう一度私用にタッチ❌えっ何で?500円も入金したのに・・・

聞けば最初に乗車してから90分以内なら無料で乗り換えられるシステムになっており、そのためカード一枚につき一人の利用に限るとのこと。

またも乗客の一人が助けてくれて、どうやらカードタッチ以外にQRコード読み取り(インドネシア版PAYPAYみたいなヤツ)の支払い方法もあるようです。

助けてくれた乗客のお姉ちやんは私が差し出した約50円紙幣を断固拒否したので、日本から持参してきたのど飴6個くらいを無理やりもらっていただきました。

おかげさまで帰りのバスは渋滞でたった44円でトータル2時間45分、遠足みたいなバス旅行が楽しめました。

さあて、手元に残った一人しか使えないインドネシアの電子マネーカード、デザインはかっこいいのに、どうするべき❓💦