セレブリティミレニアムさんはコロンボに1泊したので、翌日もコロンボです。

朝一番の8時のシャトルバスに乗って港の外に出ました。

待っていてくれた日本語の上手な運転手兼ガイドのチャミンダさんは開口一番、嬉しすぎて前の晩はよく眠れなかったなどと言うのです。

車中では、6年半前にはどこどこに行って何をしたとか懐かしい話で盛り上がりました。

何しろ彼にとって、私達のように1ヶ月もスリランカの田舎を旅したいなんていう呑気でおバカな日本人夫婦は他にいないから、ずっとずっと再会したかったと言うのです。

その上、当時彼は彼女がいない独身だったのに、今はステキな奥さんと可愛いい娘と息子までいるので是非とも私達に紹介したかったのだとか。

彼のお宅はコロンボから片道4時間もかかるキャンディの近くのマータレーという街なのに、家族が待っているから是非ともご招待すると言うのです。

途中で寄ったスーパーマーケットです。

スリランカの経済は日本よりさらに悪化していて、ここ1、2年で物価が2倍3倍に上がっているのです。

雨の中出迎えてくれた奥さんのBhagyaさんと娘の

Samadiちゃんです。

以前私は彼に「外見が悪くてもうちの旦那さんのように心がキレイな人は必ずいるから、諦めないで時間をかけて奥さん選びをしなさい!」とアドバイスしたのにとんちんかんだったわねぇ、可愛らしい奥さんです。

中に入ってビックリ‼️👀

高齢のお母さんがいらっしゃるとは聞いていましたが、お友達家族も私達をもてなすお料理作りのお手伝いに来ていて、なぜか中東のアブダビに出稼ぎに行ってるという、その奥さんのご主人までWhatsAppのビデオ通話で加わってお出迎えしてくれました。(笑)

お子さん達はこの日のために学校をお休みしたそうです。(笑)


子供達が頑張ってWelcomeと並べてくれて、おばあちゃんまで日本語で「こんにちは」の練習をしていたと明かされました。


もうすぐ3歳になる娘のSamadiちゃんは一生懸命練習したお歌をご披露してくれました。

*普段はもっと豪快に歌って踊るそうです。

まあ60年以上も生きていますので、どなたかの家に食事の招待を受けたことは多々ありますが、これほど歓迎された記憶はございません。

肝心のお食事については、美味しかったという記憶はありますが、夢のような不思議な時間だったため味はよく覚えてません💦



後日彼から送られてきた写真です。

床に置かれている洋服やバックパック、水筒、おもちゃなどは私達が日本から持って行ったプレゼントです。

インド3週間周遊と、クルージング3日間ずっと離さずに持ち歩いた甲斐あって、すごく喜んでくれました。

やっと荷物が減って大喜びもつかの間、チャミンダさんはおもむろにティーカップセットやら、象の置物、箱に入ったセイロンティーなど私達へのお土産にとテーブルに並べます。

そのほか生の食品や、豪華な花束もありましたが、幸い(?)船に持ち込めないからと丁寧にお断りしましたが、確実に荷物は増えちゃいました(笑)

帰る時間になってからもまた大変でした。

先ずは全員勢揃いの記念撮影から始まって、各自1人ずつと私達の写真、そのうちお仕事中だったチャミンダさんのお兄さんとその息子さんも写真撮影時のみ加わりました。

チャミンダさんには結婚祝いとお子さん達の誕生祝いとして精一杯の気持ちを封筒に込めてお渡ししましたが、それにもまして有り余る歓迎のカオスな一日でした。

もしかしたら人生に一度でも私達に会えたら幸運が舞い込むみたいな、んなわけないんだけどね💦