待ちに待ったクルーズ乗船日の12月11日がやってきました。

午前中にチェックインが行われる五つ星ホテルのトライデントホテル(Trident Hotel)に向かいます。

今回で人生7回目のクルーズ船乗船になりますが、ホテルの宴会場で乗船チェックインが行われたのは初めてでした。

今回はムンバイからスリランカ、タイ、マレーシア、そしてシンガポールで下船するスパイスルートと名付けられた12泊のクルーズです。

ホテル入り口にてキャビン番号などが書かれたスーツケース等を係の方に渡したら、もう船内のお部屋まで運んでいただけます。

小さい手荷物だけになったら、船会社の方々に宴会場まで誘導されます。

ここでは担当の方々が、各ゲストが事前にスリランカの入国ビザを入手しているか等をチェックしてもらいます。

国籍によってはタイやシンガポールでもビザが必要です。

スリランカ入国では日本人でもビザが必要でevisaを申し込んでも$51かかるのですが、なんと数日前から日本国籍のパスポートだと無料になったと言うのです。

私達は出国前に早目に準備しておいて、がっかりです。


つい数分前にムンバイ市内のエレベーターがない安ホテルをチェックアウトして、つかまえたちっちゃいタクシーの屋根にスーツケースを載せられそうになったのを断固阻止して、助手席に無理やり押し込んでもらい、こんな豪華なホテルまで乗り付けた乗船客は多分私達ぐらいでしょう。💦

今まで約3週間、根は良い人なんだろうけど、どちらかと言うとぶっきらぼうな片言の英語しか通じないインド人の方々とばかり交渉してきたので、ここにきて素晴らしく丁寧な応対をしていただいて、すぐに調子に乗ってしまいました。

豪華ホテルにて、チェックインが終わった人からバスに乗せられてムンバイのクルーズターミナルへと運ばれました。

乗船日初日は船の全貌をスマホに収められる場所がなかったので、この写真は翌日ゴア(Goa)にて撮りました。

この美しいセレブリティミレニアム嬢はミレニアムと言うだけあって2000年に就航しました。

なので、もう23歳なのです。

クルーズ船業界的にはちやほやされる年齢ではありませんが、2019年に全面的にお化粧直しが終わってますので私には羨ましいくらいキレイに見えました。



ああ、そうでした、世の中はすっかりクリスマス🎄モード全開な季節なのですね。

ここムンバイは連日最高気温が31℃、最低気温24℃もあり暑くて大変でしたが、インドの人々は皆4月から2、3ヶ月は50℃近くまで上がる気温に慣れていらっしゃるので今は涼しい季節なのでしょう。




夕方まで出港はしませんが、お昼前には乗船できたので、まずは非常事態に備えて、各ゲストが決められた集合場所に行き、そこで担当の人から説明を聞きます。

以前はドリルと言って全員が決められた各場所に集合して訓練をしましたが、コロナ以降はこんな風に集まらないやり方に変わっていました。

さて、訓練を終えたら早速10階のビュッフェレストランでお昼ご飯です。

インドではなるべく食べないようにしていた生野菜が食べ放題なのです。

大盛りサラダでお腹いっぱいになってしまいました。

アルコールドリンクは$10までは何杯でも飲めるプランに含まれていたのでサクッとビールもいただきました。

午後1時頃にはまだ荷物は届いてませんがお部屋には入れました。


今回は奮発して、アクアクラスというスイートには及びませんが、普通よりはちょこっとランクが上のアクアクラスで予約しました。

たとえ大海原しか見えなくともベランダがあるのとないのでは船旅の満足度が違うんですよ。




午後5時になってもまだたくさんのゲストが次々と乗船してきます。

あれっ、出港は何時だったっけ?

まあいいか、乗りたかった船にようやく乗れたんですからもうなんでもいいです。