ジャイサルメールから約50km南にある人口3500人くらいの小さな村クーリー(Khuri)まで足をのばしました。


ガイドブックには砂漠のど真ん中と書かれていますが、草はけっこう茂っています。

羊や山羊が人口より多いので彼らは草がないと生きられないですよね。



で、連れて行ってもらった場所はこんなに素敵なリゾートキャンプ地です。



テントの中には快適なベッドだけじゃなく清潔なトイレやシャワーも完備されています。

これって、いわゆる豪華なグランピングですよね。

一連の行程に含まれていたので個々の値段は正確には分かりませんが、多分ジャイサルメールからの往復も含めて1泊2日で1人6000円くらいからだと思います。


到着して暖かいチャイを頂いたら、さあキャメルサファリの準備が出来ましたよ!とのこと。


2頭とも9歳のオスでサイヤ君とラッテイヤ君と言います。

砂埃避けの長いまつ毛が羨ましいじゃないですか。

ラクダには確か10年前くらいに中東のオマーンで乗ったことがありましたが、あのときは夫婦2人一緒でしたので、一人乗りは今回初めてで、ドキドキでした。

ラクダはとても大人しいので難しくはないのですが、想像以上の高さだし、特に乗り降りの際にバランスを崩すと簡単に落っこちます。

ゆっくりと夕日が落ちるのを堪能して、来た道を戻ります。

途中野生の鹿によく似たアフリカのサバンナにいるようなカッコいい動物に出会いました。

おじさんはアンテロープだと言うのですが、どうやらこの辺の人はいくつか種類の違う動物をひっくるめてアンテロープと呼んでいるような。。。

しばらく乗っていると慣れては来るのですが、両手を離してバッグからスマホを取り出すなんてとても怖くて出来なくて、残念ながらアンテロープもどきの写真はないです。

キャメルサファリから戻るとすぐにテーブルと椅子が用意されていて、冷たいビールでもいかがですか❓

嘘でしょう❓こりゃあ参りました。💦

なんとお客さんは私達夫婦2人だけ。

そして村の民謡演奏に、綺麗に着飾ったダンサーが準備されているじゃあありませんか?

一応短めでいいです、と伝えてはみましたが、いやいや何とも申し訳ない💦


まあいいか、気分はマハラジャとマハラーニで(笑)

最後は一緒に踊って下さい、と手を引かれ、他の人にふろうにも誰も居ないし、そんなこんなで砂漠の夜は更けていったのでした。