タージ・マハルは誰もが知っている世界遺産だけあって、入場料は1300ルピー(約2300円)もします。
だけどデリーで、プライベートカーでの旅行を予約する時に「私達には高額すぎるので諦める」とゴネてみたら、OK、これ以上割引はできないけれどタージ・マハルの入場料を含めてあげるよ!と"増し増しサービス"をもらったので堂々とタダで入場できるのです。
入場ゲートまで車で行くことは出来ないので、運転手さんとは別のガイドさんと待ち合わせて電動のリキシャーに乗り換えゲートまで行きました。
先ずはタージ・マハルに行き着く前にお出迎えしてくれるモスクです。
そして、やっと見えてきました!
いつか写真じゃなくて本物を見たいと思ってた建物が。
でもやっぱり人が多すぎて、私がチビすぎて、背の高いガイドさんが代わりに撮ってくれたんですけどね💦
入口をくぐると、はあ、インドに来たんだなって実感が湧いてきました。
1631年に亡くなった王妃のために皇帝が22年の歳月をかけて建設したこの美しい「お墓」はどこから見ても完璧なシンメトリーなのです。
400年近く前にどうやってこんなバカデカい建物を作れたのでしょうか❓
大理石には美しい色の天然石がふんだんにはめ込まれていました。
タージ・マハルの後ろ側からゆったりと流れるヤムナー川を眺めます。
当時の風景は、大気汚染もなく透き通った空と、遠くからでも見えてしまう発砲スチロールのゴミなんか全くない透き通った川が流れていた事でしょう。
タージ・マハルの西側に建っているモスクもとてもキレイです。
タージ・マハルがお休みの毎週金曜日にはイスラム教徒の方々がここにお祈りにいらっしゃるそうです。
帰り道、亡くなった方を火葬場にお連れする一行に出会いました。
入場料が600ルピー(1000円ちょっと)もするので外からだけちょこっと見たアーグラー城です。
お城と言いますが、外周が2,5kmもある要塞ですね。
多分お決まりのコースなのでしょう、タージ・マハルのガイドさんは必ず最後に大理石を加工して工芸品を作っているお店に連れて行かれます。
そこで、日本語の上手な経営者の方とお話をさせていただき、美味しいチャイもいただきましたが、もちろん何も買いませんでした。
ランチはサモサと、ラッシーです。
お店によって色々違いがあるんですね。
どれもとても美味しかったです。
アーグラーの市場にも連れて行ってもらいました。
夕方はマターブ・ハーグという庭園の西側にある場所から日没のタージ・マハルが赤く染まって見えるかもと言われて行ってみましたがやっぱりだめでした。
だけど放牧しているヤギ達を連れて家に帰る人々の一群も見られてキレイでした。
夕食はぽっちゃり親子が頑張っている屋台のお店で、
タンドリーチキンと
タンドリーフィッシュを食べました。
チキンの方は日本にもたくさんあるインド料理屋さんで食べられますが、お魚は初めてです。
ふわふわで今まで食べたことが無いくらい美味しいお魚でした。
食べる前に、いつも持ち歩いているウエットティッシュでテーブルを拭いていたら店員さんが、気が付かなくてすみません💦とばかりに、もう一度拭きなおして下さいました、びっくりするくらい茶色の布巾(雑巾?)で。
いやあ、参った参った(笑)