トルコのイスタンブールでもなく、観光地でもないエスキシェヒルに、日本人なら誰でも知っている世界的に有名な隈研吾さんの建築作品があります。

去年、夫の社員割引で行かせてもらった星のや系列の温泉旅館「界 別府」に泊まって以来、私の中では隈研吾は偉大な人になってました。

OMM美術館といってモダンアート系の美術館です。


入口がどこかわからないくらい、あらゆる角度から美しい、ふんだんに木を使っているすごい建物です。

私達の他にも若いトルコ人観光客がけっこういて、この建物の前でふざけて写真撮影なんかされてます。

ねえねえ、あなたさー、これって日本人のすごい建築家が手がけた作品なんですよ!おへそ出してセクシーポーズしてんじゃないよ!と言いたいのですが、トルコ語わかりません💦

オマケに私と隈研吾さんとの共通点は日本人だって事だけだし、失礼しました。

さて入場料60リラ=¥420(夫は40リラ)払って中に入りました。

中まですごい木、木、木です。

展示されているアート作品には


面白い!ぐらいで興味深いものはありませんでしたが、

この作品が圧倒的に凄かったです。

8mx5mx8mのどデカい竹、竹、竹のインスタレーションです。

Tanabe Chikuunnsai IV って?

あとで調べたら田辺竹雲斎さんとおっしゃる竹工芸家の4代目の方だそうです。

ここでもこの方とは縁もゆかりもない私なのに、なぜかどうだ、参ったか、みたいな、日本人として誇りに思ったりもするのです。

全く知らない方でしたが、お勉強になりました。

そして館内で入ったトイレの端っこにこんな可愛い子供用トイレありました。

そうそう、トルコでは無料のトイレを探すのが大変なんです。

普通は有料で4とか5リラくらいで高いところでは8リラなんてのもありましたが、キレイさと金額は比例してません。

日本のどこにでもあるキレイなトイレなら軽く200円くらいは徴収できるレベルでしょう。

そんなこんなで、美術館やショッピングモールなど無料のトイレはなるべく利用させてもらっているのです。




美術館近くにはカラフルな建物もありました。

歩道のディスプレイもイケてます。

一生懸命何かを彫っているおじさんがいました。

こんなの作ってるんだよ、って見せてくれます。

ここでしか取れない海泡石とかいう石を彫って主にタバコ用パイプなどを作っているそうです。

趣のある通りの、とある玄関ドアで巣作りなのか、子育てなのかキレイな鳥がいました。

何か、頑張ってるみたいです。

突き当たりは古いモスクです。

途中でなんか不思議ないでたちの家族に遭遇しました。

なぜか私達の写真を撮ってもいいか、聞かれたので、だったら私もあなた方を撮りますね!って。

イスラムのヒジャブとかいうスカーフを着用していても派手なワンピースとかでオシャレしているんですね。

実は私達の写真を撮りたいと言ってくる人、他にも数人いました。

くたびれた初老の夫婦なのにと思うけど、日本人だから興味があるのか不思議です。

街で見かけたひまわりの種煎り機です。

黄金色に輝かせる必要があるのか❓

そしてたまたま見つけたネイル屋さんに入ってしまいました。

日本を出国する直前にやってもらったジェルネイルはもう半分ほどになって見るも無惨な状態です。

担当のお姉さんとスマホでやっと会話して、オフもデザインも全部入れて250リラ(¥1750)と格安だったのでお願いしたのですが、


シンプルなワンカラーでやめておけば良かった💦

下手にお姉さんにお任せするなんて言っちゃったもんだからもう楽しそうに星型スパンコール乗せ乗せです。

ヤバいです、やっとのことで「星」は2本だけでいいですと主張したら、残り3本はどうする?って、お姉さん。

お店の中もお姉さんも何もかもピンクだったお店で残り3本も下手くそなピンクのグラデーションにされました。私60歳です。笑笑

終わったあと、案の定、飛び出た「星」が引っ掛かりまくりでホテルに帰ってからヤスリとハサミを駆使して何とか怪我しない程度に(笑)修正しました。

ジェルネイルは高くても上手なお店にお願いするべきだと強く反省したのであります。


夕食はロカンタでお持ち帰りしました。

毎日パンばっかで飽きてきたのでわざわざご飯を2種類入れてもらったのに、やっぱり大量のパンはタダで付いてくるのです。

犬も食べてくれないのに💦😭