Uda Walawe Elephant Transitウダワラウェにもありました。ゾウの孤児園。以前行ったピンナワラのとは違ってここの子ゾウさん達は野生に帰されるので人間とのふれあいは最小限にとどめていると聞きました。1日数回授乳の時間に見学はできますが、係りの人がやっているのを遠くから見れるだけで観光客があげたりはできません。全員がミルクをもらえるように時間になると数頭ずつゲートを開けて入れてもらえます。早く飲みたい子ゾウはミルクの場所まで一目散に走ります。(笑)まだ小さい子ゾウの身体にはうぶ毛みたいなふわふわな毛が生えてます。こんなに小さいのにどうしてお母さんゾウとはぐれてしまったのでしょうか⁉1頭だけ義足を付けたゾウがいました。内戦中に仕掛けられた地雷を踏んだのかもしれません。まだ若いようですが、身体は一番大きかったので野生には戻れず、ここの生活が長いのでしょう。それでも元気に他のゾウと遊んでいたので安心しました。ミルクが終わった子達は観光客に少し近い所でしばらく草を食べたり遊んだりしてから退場します。孤児になってしまった原因はいろいろあって、必ずしも人間のせいとは限らないのでしょうけど、国立公園内で親から過剰すぎるくらいに守られていた野生の子ゾウ達を見てきた後だけに考えさせられます。人間の赤ちゃんとおんなじで、一人では絶対に生きてはいけないのです。