北海道からニッポンの本州に渡るには色々な方法がありますが、青函フェリーで青森までが一番お得だったのでフェリー乗り場のある函館にやって来ました。

せっかくなので本州に渡る前に道の駅に数日滞在して観光客やります。


函館市内には道の駅はないので、お隣の七飯町(ななえまち)にある「道の駅なないろななえ」に行きました。

男爵ラウンジなる素敵な建物がありました。

そこで初めて北海道のじゃがいもの品種である男爵いもの由来をお勉強しました。

なんでもアメリカから輸入した、そのイモを改良して北海道中に広めた「川田男爵さま」は日本で最初の「馬なし馬車」(ロコモビルという名前の蒸気自動車)のオーナードライバーであり、東京の街を「マイカー通勤」した第一号の日本人でもあるなどなど、知らない事ばかりでした。

きっとハイカラな人だったんですね。


そして函館と言えば函館山からの美しい夜景でしょう!

だがしかし、夕方17:00以降は通行止めになり、ロープウェイ乗り場の有料🅿️に停めてさらに往復1人1800円のロープウェイを利用するしか方法がない!と知ってがっかり😖⤵

ならば遠く反対側のきじひき高原にある展望台から函館の「裏夜景」を見に行きましょう!

まだ日が高いうちにセイコーマートで買ったおにぎりとカルボナーラを持って行きました。


夕方になるともうかなり肌寒いのですが、展望台には素晴らしい休憩所があって夜になっても中は暖かいのです。


やっと暗くなりました。

函館山から見る「表夜景」とはちと違うけれども、実際の夜景はキラキラ✨瞬いていて私の下手くそな写真の100倍キレイだったのです。

翌日は道の駅での限定海鮮丼‼️いただきました。

こんなに大盛りでなんと1200円でしたの😋

お腹いっぱいになって、大沼国立公園までドライブです。

残念ながらこんな可愛いキツネの親子には会えませんでしたが、

晴れてると本当に美しい大沼湖でした。

えーっと沼なの?湖なの?どっち?

そしてこちらは前の晩に行ったきじひき高原です。


次に行ったのは綺麗に手入れされた美しい並木道をゆっくり登っていく


トラピスト修道院です。

後ろを振り返ると、

これまた絶景ですね。

まるでヨーロッパの風景じゃないですか?

ちなみにトラピスト修道院(男子修道院)は1896年に北斗市に建設され、2年後にはお隣の函館市内にトラピスチヌ修道院(女子修道院)が建設されました。

お泊まりは北斗市のちょっと先にある木古内町にあった、

道の駅 「みそぎの郷 きこない」です。

北海道新幹線の木古内駅に隣接しています。

ゆるキャラの特大キーコちゃんが郵便ポストになってます。

道の駅なないろななえは函館に一番近い立派な道の駅だったので、常時人がいっぱいで日本中から集まったキャンピングカーも勢揃いでしたが、木古内はめっちゃ静かで車中泊の穴場でした。

キャンプ場でもないのに炊事場のような流しがあって、ゴミ箱も外にありました。

道の駅で車中泊する時に一番困るのは自炊のあとの食器を洗う場所がない事です。

なのでこれは有り難いです。

マンホールの蓋まで可愛い木古内町、車中泊にも優しい木古内町、気に入ったので2泊もさせていただきました。


一応マイカー通行禁止になる前の明るいうちに函館山にも上ったんです。
🅿️もタダなんです。

東京タワーより1m標高が高い334mの函館山には、北海道の全てのテレビ局の送信所が並んでいます。



確かに「表夜景」は格段に綺麗なんでしょうね。


9月3日朝8時10分発のはやぶさⅡに乗船します。

先ずは大きなトラックから誘導されて、やっと「我が家」の番です。

こんなお部屋がいっぱいあるんですが、どのお部屋もガラガラでした。

豪華な外国のクルーズ船とはまるで違うのだけれど、唯一、シャワールームはそれより広くて快適でした(笑)

ちなみに運行時間は4時間なのでレストランは無く自販機があるだけでした。

2ヶ月半お世話になった北海道、最後に見えた景色はあの函館山でした。

また来るからね〜