自己紹介はこちらから。
初めてペーパークラフトの存在を知ったのは、
アメリカに来て1年が過ぎた頃。
駐在で来られていた息子の同級生家族が
帰国される送別パーティーでの事です。
送迎のプレゼントを取りまとめられた方の
「手作りアルバム」に目を奪われました。
丁寧に作られているそのアルバムには、
友達からのメッセージと写真が綺麗に飾られ
とても心がこもっているものだと一目でわかる
素晴らしい作品だったのです。
「素敵…私も作ってみたい♡♡♡」
自分の中で何かスイッチが入ったような、
そんな瞬間でした。
何を揃えればいいのか。
どんな道具を使うのか。
どこで習えるのか。
色々と調べる日々が始まります。
最初は本を買って自己流で楽しみ、
そのうちホビーショップで行われている
クラスにも足を運びました。
アメリカのクラフトショップでは、
ペーパークラフト材料や道具のコーナーが
広いスペースで設けられており
「クラス」を開催しているお店も多く、
ポピュラーなクラフトだと分かります。
可愛らしいペーパーやステッカー
デザインが美しいスタンプ
素敵なダイやパンチの数々…
見るもの全てがキラキラして見えました
すっかりクラフトの虜になり、好みのものを
手当たり次第に購入した時期もあります。
でも作品の構成がなく好みだけで集めた材料で
作品を作ることはとても難しい…と気付くのです。
カラーバランスが悪かったり
パーツの大きさが揃わなかったり、
イメージ通りに近づけるために
新たに購入するものが出てきたり。
作品作りに慣れてくると他の道具で代用したり
アイディアも増えるので、
基本の道具さえあれば十分楽しめる趣味
だということも分かってきます
夢中になって作品作りを楽しみ
もっとクラフトについて知りたい!
と資格取得したのが7年前です。
家事の合間に時間をかけずに作った作品でも、
自分で手掛けた作品には愛着がわくものです。
趣味で始めた時から講師になった今でも
完成した時の嬉しさは変わりません。
私のお教室では、クラフトクラスならではの
たくさんのお道具も使いますが、同時に、
特別な道具がなくてもおうちで作れるよう
アイディアもお伝えするようにしています。
ペーパークラフターの方へは
何かのヒントになるようにコツや手法などを、
そしてペーパークラフトをご存知でない方には
クラフトの魅力や楽しさを、ブログを通して
お伝えできれば良いなと思っています。