感謝 | だいすき! BALI, MY LIFE

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お部屋がちっとも片付かない。
もうすぐ2009年。早いような、長かったような1年でした。
古いお手紙を整理しようと取り出してみた。
引越しの時にある程度整理したのだけれど。

久しぶりに取り出してみると、
ひとり暮らしを始めた頃からの様々なお手紙があった。

父、母からのお手紙。そして意外に多かった妹からのお手紙。
…妹がこんなにお手紙くれてたとは。そういえば当時学生寮の部屋には電話もなかったなぁ…
先日逝去した大好きな叔母からのハガキ。
ずいぶん前に逝去した祖母からのお手紙。
…おばあちゃんからお手紙もらっていたなんて、ビックリ。それも何通もあった。今読んでもよくわからない俳句が書かれて、つい笑ってしまう。
それから、学生時代のルームメイトがブラジルから送ってくれたお手紙。
…ああ、ブラジル行けばよかった。それにしても旅費50万は今だってちょっと無理かも…。
退社した会社でお世話になっていた先輩からのお手紙。
中学・高校時代の恩師からのお手紙。
学生時代の友人からのお手紙。
今も親しい友人からのお手紙…
どれも、すっかり忘れていた。

少しだけ読み返してみた。
そこには、自分さえ忘れている自分の姿があった。
こんな風に私のことを思ってくださっている人があったなんて…。
改めて感動し、嬉しくてつい涙がこぼれそうになる。
日々、思うようにならない事がいっぱいあって、
自分に対して否定的になりがちだったけれど、
こんなことがあって、こんな風に思ってくださった方もあるんだ…
胸を打たれる。

昔の映画でも見ているような気持ちになる。
あの方、どうしていらっしゃるのかなあ…
きっとこのご住所からお引越しされているだろうし、
今となってはご連絡の取りようもない方も多々ある。

「事象を描いた映画は古くなるが、人を描いた映画は古くなることはない」
と、黒澤映画を評した人の言葉をふと思い出す。
お手紙の中に描かれた人間ドラマは今もリアルで、
どんな映画や小説よりも大きな感動があった。

やっぱり捨てられないなあ…
…また同じ箱に収めた。

うーん…やっぱり部屋が片付かない。

2008年、社会情勢も大変動。私も色々だったが、
年の瀬、予期せず来た道を振り返る機会に恵まれた。
いろんな人と出会い、いろんなことがあって今ここに自分がいる。
元気に、こうして振り返ることができる。
来年はどんなことがあるんだろうと期待と不安がいっぱいの、
今ここに生きている自分が在る。
すべてに感謝せずにはいられない。
来年も、がんばろう。

皆様、本年もありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。