防弾チョッキのようなビジネスバッグを愛用している僕。
まさに耐久性は折り紙付きなのだが、僕はハードに戦う企業戦士なので。
なかなかの疲労感がカバンからも見て取れるように。
(もう勘弁してくださいの図)
これだけハードに使用しても破れたりすることはもちろんなく、綺麗なまま満足して使用できるあたりTUMIの耐久力は凄まじい。
しかし、TUMIをもこうくたびれた状態にしてしまう背景には昨今のテレワーク環境が関係している。
出社と在宅を繰り返すということは常にノートパソコンを持ち歩くということ。
それに伴い充電備品など持ち歩くものも多くなる。
するとどうだろう。
カバンの肩紐が食い込んで肩を破壊してくるではないか。
(本来のカバンの重さじゃない)
重いのだ。
最近の通勤環境が重力との戦いになっていてツラい。
重力操作の能力者に襲われてる?!
それぐらい腕がもげそうである。
銃弾さえ防ぐTUMIのカバンが壊れることはもちろんないのだが、もう少しこのカバンを労わると同時に自分の肩も労わりたい。
導入するしかない。
TUMIと共闘してくれる追加の新戦力を…!
選ばれたのはミレーでした。
(綾鷹)
今回徹底したリサーチの末購入したのがミレーのビジネスリュック『EXP+20』
シンプルなデザインはアウトドアブランドを感じさせないビジネスユースにもってこいの上品な仕上がり。
しかし機能性はアウトドアブランドの技術の粋が集められており。
いかにも背負いやすいクッション性を感じる背面。
アウトドアブランドはこの辺が強い。
背負いやすさと荷室の使い方に一日の長がある。
しかもビジネスユースに配慮したちょっとしたことが嬉しい。
ショルダーベルトは取り外し可能。
アハ体験のような間違い探しが発生しているが、これだけでだいぶスッキリして見える。
荷物の重さによって、負担によって使い分けられるのが嬉しい。
そして荷室に入っていくわけだが、まず表面には気の利いたポケットが。
このリュックかゆいところにバンバン手が届くな?!
孫の手のようなリュックである。
(そういうことじゃない)
ビジネスリュックはその荷室の大きさ故、使用頻度の高いものも取り出す際にややもたつく物が多い。
しかしこのリュックは違う。
この気の利いたポケットのおかげで使用頻度の高い財布や社員証などは難なく収納可能だ。
これを大きな荷室を開けることなく気軽にサッと取り出せるのは嬉しい。
そしてまずリュック上段のポケットを開けてみよう。
中の色が可愛すぎませんかねこれ…?!
もはや機能性を超えて僕の一番のお気に入りポイントがこれだ。
中が青。
黒との対比でめちゃめちゃ可愛い。
見えない内側にこだわるのが江戸っ子の粋であるという。
江戸っ子じゃん?!
このリュック江戸っ子じゃん?!
(フランスのブランド)
先ほどのポケットもそうだったが、このーリングが何とも可愛い。
機能性も大満足で。
取り外し可能なオーガナイザー付き。
ここに普段使いのビジネス小物を入れておけばそのまま取り外してデスクになんて使い方も可能だ。
そしてメイン荷室は納得の容量で。
スーツケースのように大きく開く快適性。
メイン荷室にはノートパソコンなど比較的大きなものを収納していく。
その上でこの大きく開く構造がたまらなく使いやすい。
もちろん一般的なリュックのように開け閉めも可能なので、使用感として違和感もない。
メイン荷室の左側にはこれもまた気が利いていて。
ちょっとしたガジェット用のポケット。
そして右側には…
ノートパソコンの収容スリーブに加え、ここにも小物のポケットが。
ノートパソコン収容部分はウレタン加工になっていて、衝撃にも備えることができる。
充実のメイン荷室に加え背面にもう一つポケットが。
書類関係もしっかりと分けて収容。
クリアファイルなどが問題なく入るゆとりあるスペースに。
これだけの収容力があってもこの薄さ。
スタイリッシュすぎない?
薄いものは大体がスタイリッシュなのでこれはもうスタイリッシュに他ならない。
スタイリッシュの権化である。
(言いたいだけ)
しかしこのEXP20+これだけで終わるリュックではない。
ついているではないか『+』が。
そう。
このリュックはまだ進化を残しているのだ。
戦闘力8リットル追加という進化を…!
中間にあるファスナーを一周させることで隠された力を解放することができる。
突然アウトドアのリュックっぽい!!!
(スタイリッシュさとか生ぬるいことを言っている場合ではない)
メイン荷室にはこれだけの余力が生まれることになる。
スーツケースじゃんこれ。
突然一泊か二泊ぐらいの出張には行けそうなほどの容量に。
これ一つで世の中の問題のほとんどが片付いてしまう、そんな機能性である。
(リュックを超えた何か)
では実際に少し荷物を入れてみよう。
オーガナイザーはこれ以上ないぐらいにまとまりがいい。
会社用スマホ、フリスクにリップクリーム、ボールペンに、見えてはいないが会社用の印鑑。
ファスナー部分には名刺入れを収容しこの上ない一体感に。
取り外し可能なので、出社時にはサッと一式デスクに置いておける。
都度都度リュックを開け取り出す必要がないのは地味に快適である。
そしてメイン荷室も文句なしの仕上がりで。
右側にノートパソコンと会社用の手帳を。
左側にはマウスとオンライン会議用のイヤホンを。
これに加え、普段使いのポーチなどを入れて完成。
持ち物としてはTUMIのカバンに入れていたものと何も変わらないのだが、圧倒的に移動が楽である。
やはり一つの肩で支えるのと二つの肩で支えるのでは大きな差がある。
加えて、容量を拡張しなくても全ての持ち物が入ったので、見た目もスリムに。
まだまだ容量を残しているのが出張時や外出時に強い。
まさにこれ一つ買っておけばどんなシーンにも対応できる万能リュック。
お値段も良心的だと思うので、ビジネスリュックをお探しの方は候補に入れてみてはいかがだろうか。
やはり身軽さは正義。
両手が空くという快適さを知ってしまうとなかなか以前には戻れない。
ミレーのEXP20+は通勤を快適にしてくれるに違いない。