昨年は佐賀遠征を共にし、色々なサウナを巡った20年来にもなる友人。
今年も新年を迎えるにあたって、彼らとの新年会は欠かすことができない。
人生に必要なのは富でも名声でも権力でもない。
人生に必要なのは時間と、それを共にする友人なのだ。
2023年もこの友情を育み、楽しい1年にしようではないか。
その第一歩を今始めよう!
もう何歩目なのかも分からないルーティン。
(いつもの回遊魚ムーブ)
何度正月を迎えたって変わらない止まると死ぬ回遊魚の習性。
寝ている場合ではない。
動かねば…!
だって新年会だ。
いろいろなものを食べるだろう。
しこたまお酒も飲むだろう。
そのカロリーを予め消費しておくことでその日食べるものは倍増しで美味くなる。
(罪悪感からの解放)
そしてこのメンバーで忘れてはいけないのはサウナだ。
新年会でももちろんサウナを予定している。
サウナで疲労を解消し、ととのいの気持ちよさを味わうためには先立つ疲労がいる。
生み出さねば…疲労を…!
とりあえず512kcalを消費し、筋繊維もズタズタに。
(待ち合わせ場所へ向かうので精一杯)
やっとの思いで待ち合わせ場所に到着。
枯渇した体に糖質とたんぱく質を補給…!
コメダ珈琲では小倉トーストを選びたいところだが、脳がゆで卵を選んでいた。
この鶏肉、卵、ブロッコリーの脳内の訴求力から抜け出したい。
(厳しいダイエットの後遺症)
ゆっくりと年初の近況報告を終えた我々が向かったのはやはり。
サウナだ…!
充実のリゾート空間スパラクーア。
サウナ4種類、水風呂2種類とこの上ないととのいを体験することができる。
この日は4セット、サウナ全種類でのととのいをキメ、脳はすごいことに。
ここまでくると自分の輪郭を保つことができない。
(空気と一体になる神秘体験)
深いリラックス状態で向かったのは1レースだけの運試し。
ワイドで1000円一発勝負。
運試しとは言うものの、競馬は統計で買えば簡単にお金が増える。
コツとしてはオッズを見て変な高望みをせず、単純に数値のいい馬を選んで買う。
ただこれだけだ。
目が濁るので儲けようとしてはいけない。
諸条件を見比べて数値のいい馬を絞って買う。
その結果この日もこの馬券は3000円近くになり、サウナ代が相当に浮いた。
(安定の1着2着決着)
そしてサウナ代を回収して飲み屋のオープンまで東京散歩を楽しむことに。
神田明神で初詣。
行ってみたものの、あまりの人、そして人。
恐ろしいほどの大行列に怯んだ我々はとりあえず本堂の方を向いて手を合わせておいた。
(神に届けこの想い)
しかしそれでいい。
初詣の醍醐味はこれなのだから。
サウナ後の甘酒が全身に染みる…!
寒い日に外で飲む甘酒が一番美味い。
一息ついたら次のお散歩へ。
久しぶりに見るとかっこいい。
東京都民、東京ばな奈食べたことない説。
それに近い説として東京都民、あんまり東京駅見たことない説もあると思う。
乗り換えには頻繁に使う東京駅だが、わざわざ外に出てきてその概観を見る機会は少ない。
こうして改めて見てみると伝統格式と近代的な景観が何ともかっこいいではないか。
ビル群との対比が首都感があっていい…!
基本的には汚く、若者たちの夢を喰い、不幸を餌に成長するような街である東京だが。
(最たる例:新宿)
こうして東京駅を見てみると東京も捨てたものではないと思える。
(東京の光と影)
自分たちが育った街の素晴らしさを辛うじて再確認できたところで飲み屋も開店時間に。
サウナで汗をかき、歩き回ってカラカラの体にビールが染み渡る…!
飲んだの締めはやはりこうでなければ。
中華そば 長岡食堂。
名物らしい生姜醤油ラーメンを注文。
ところがこれがなかなかの個性派で…
見た目の醤油ラーメンからはイメージしていなかった動物性要素。
かなり油たっぷりでズドンとくる一杯。
そこに加えて味付けがかなり甘い。
個人的にはベタッとした甘さに感じてしまい、先ほどの油と相まって後半がかなりキツい。
そして生姜の香り。
これは生姜醤油ラーメンなのだから当たり前なのだが如何せん仕上がりが。
生姜の個性…強い。
甘さの個性…強い。
油分の個性…強い。
最終的にゴリゴリのズドンと重い一杯に仕上がっているのだ。
もちろん人気店らしいので不味くはない。
優しいラーメンが好きな僕の好みに合わなかっただけである。
麺はモチモチで美味しいし、チャーシューもしっとりしていて美味い。
濃厚な醤油ラーメンが好きな方には刺さる一杯かもしれない。
個人的にはもう少し引き算が…しんどくない一杯が好みである。
(33歳の限界)
よく歩き、よく飲み、よく食べた新年会。
好奇心とバイタリティの塊である友人一同。
彼らから刺激を受けながら今年一年も新鮮な一年にしていきたい。
止まらず前進あるのみだ!