昨夜、ふとアメブロを見てみると通知が届いていた。
どうせ運営のキャンペーンメッセージだろ。
(息をするように運営を軽んじる姿勢)

なんの気無しに開いてみるとそこにはこうあった。
ブログ人生初アメトピ…だと…?!

だとしたら…!
こんなに適当に通知を開くのではなく…!
もっとサイバーエージェント本社の方角を向いて正座して開けばよかった…!
(全力おもてなしスタイル)

この時僕はソファーで銃撃されたかのようなぐちゃぐちゃの姿勢である。
(究極のリラックス)

何にせよ自分が書いた文章が人の琴線に触れるというのは嬉しいことだ。

僕が運営の人間であればアメトピに選ぶのはこんな記事だろう。
①短く簡潔に
②テーマが分かりやすい
③多くの人の共感を得やすい

Amebaだってもちろん趣味で運営しているわけではない。
仕事として何か集客に繋がるような記事をピックアップしていきたいところだろう。

アメトピを見れば今欲しいトレンドや話題の足しになる材料が転がっている!
そうしてアメブロを日常的に情報収集手段とするユーザーを獲得したいに違いない。

そして同じように自分も!
とアメトピを目指して良質な記事を書くユーザーが増えれば、サービスの質も向上して良いサイクルに入るというものだ。

その観点から考えると、今回のアメトピはどうだ?

先日書いたTUMIの記事がアメトピ掲載なのだが。



果たしてこれが①〜③を満たすのだろうか。
(自分自身も疑えの姿勢)

①短く簡潔に

僕のブログにその概念はない。
長い。
前置きがメインテーマを超える時すらある。
簡潔とは対極の世界観。

このブログはこの病的な文量についてくることのできる活字中毒者の集いであり、もはや前提として簡潔に書こうと思っていない。
(貴重な読者様愛してる)

運営の人に伝えたい。
仕事の時間はもっと有効に使うべきだと。
(溢れる感謝)

②テーマが分かりやすい

もはやタイトルだけでは何も分からない。
仕事カバンが防弾チョッキ。
この男は何を言っているのだろうか。
下手すると戦場カメラマンかなんかのルポでも書いてあるのかと勘違いする人すらいる。
(いない)

読んだ後ですらテーマは定まらない。
テーマはみんなの心の中にそれぞれあるものだから。
(テーマ:防弾チョッキ)

③多くの人の共感を得やすい

この記事は防弾チョッキにデュフデュフ興奮するだけの大変ニッチな世界観が繰り広げられておりとても多くの人の共感を得るとは思えない。

ましてルイヴィトンを高級ビニールプールと言い放つあたり共感してもらうことを放棄している節すらある。
(愛用中)

TUMIの多くのこだわりを度外視し、出てくるワードはひたすらに防弾チョッキ。

運営の人はミリタリーオタクだったのだろうか…?

しかし気を付けていただきたいのは、多くの人がTUMIに防弾チョッキを求めていないことと、通勤カバンに防弾チョッキを求めていないということだ。
(防弾チョッキ言いたいだけ)

このようにアメトピに必要であろう様々な要素を何一つ満たすことのないこのブログだが、今回一部の活字中毒的で疲労により少し判断の鈍ってしまった運営の人のおかげでアメトピに掲載していただくことができた。

しかし運営の人も仕事だ。
この記事をアメトピに掲載するにあたり、少しでも読む人を増やそうという工夫だけは怠らなかった。

それがこれである。
何かタイトルどうした…?!

タイトル一本釣りを狙ったAmebaの戦略。
『冷静さを保てなかった店員の一言』
ただならぬ空気を感じるではないか。

もう一度触れておくが、元のブログのタイトルはこれだ。
うん、確かにバカっぽい。
(一目瞭然)

たしかにこのタイトルと
『冷静さを保てなかった店員の一言』
ではパッと見の読んでみたい感は段違いである。

しかしどうだろう。
『冷静さを保てなかった店員の一言』
という記事を見て、とんでもなく失礼なことを言って激怒させた店員の話だと思ってしまうのは僕だけだろうか。

まさかその店員の一言が
『防弾チョッキ』
だとは誰も思うまい?!
(当たり前)

そしてそれに興奮する32歳の男の姿が垂れ流されているとは誰も思うまい?!
(誰も得しない)

改めて見るとよくこんな記事をアメトピに掲載したなと思うと同時に、運営の人の見せるタイトル設定能力の高さに驚嘆した。

さすがはクリエイター。

ブログ媒体を仕事にする事の技の妙というのを目の当たりにし思わず感心してしまった。
これからはアメトピのタイトルにも少し注目してブログを読み漁っていこうと思う。
良い記念になった。

色々なブロガーの方と並べていただき光栄の限りである。
ただ、僕の記事のブチギレ感だけはやはり拭いされない。

この一覧された記事の数々。
日々の喜びや生活の中でのこだわりなど、素敵なブログが並ぶ中、防弾チョッキにデュフつく変態の記事は明らかに異質であり開いた瞬間のスクロールバーの長さに絶望することだろう。

しかしいつも読んでくれている貴重な読者様各位におかれましては引き続きこの病的なブログにお付き合いいただけると大変に喜ぶ。

増えろ!アクセス数!
(人間が小さい)