昨日、ケニア人の知人からメールがきました。

500ksh(約500円)が入用になり、送金してもらえないか、という内容でした。

田舎に住む小さい娘さんが病気で、急に帰省しなければならなくなった、と。

 

500円。ワンコイン。

私にとってはすぐに援助できる金額です。

 

でも悩みました。

喜田には「貧乏くさい」とよく言われます。

 

それでも、です。

数か月前、とあるケニア人の知人と距離を置きました。

私自身ではなく、私の後ろにあるお金を見られている、と感じたからです。

 

今回も親しい知人でした。よほどのことだったと思います。

しかし送金することで、だんだん私よりお金を見られる様にならないか、と。

 

送金にはキヨスクで携帯にお金をチャージする必要があります。

昨日はキヨスクに行けなかったため、そのままにしていました。

 

今朝、早朝に「数日職場で休みをもらい、夜行マタツで帰省し、田舎に着いた。娘の熱はだいぶ下がっていた。良かったよ~」と寝ている子どもさんの写真付きメールが。

気兼ねしたのか、お金の話はありませんでした。

 

気持ちを決めました。

昼休み、キヨスクでお金をチャージし、1000ksh送金しました。

「娘さんに何か買ってあげてね」というメールと共に。

 

友情が続くことを信じ、願っています。