カクマ難民キャンプ。
主に南スーダンから、またソマリア、エチオピア、ルワンダ、ブルンジなどからの難民が暮らしています。キャンプの収容人数10万人に対し、19万人が居住。しかし今なお南スーダンからの難民が年間1万人程のペースで増え続け、今年も既に6000人程が入ってきています。
レセプションセンター。
難民はここで登録を済ませ、住む場所などが決められます。それまでの仮の宿泊施設がありますが、飽和状態のキャンプでは住む場所を決められず、800人収容のところ、2000人が寝泊まりしている状態です。
さて、どうしましょう。。。
UNHCRはカクマから30キロほど離れたカロベエイに居住区(セトルメント)を作り、定住を希望する難民をカクマから移す、という計画を立てています。
しかし難民の流入が止まらない今、とり急ぎカロベエイに仮設住居を建て、新たに入ってくる難民にカロベエイに住んでもらうことになりました。
人が住むために最低限必要なものは、何でしょうか。
雨風をしのげる家、トイレ、水、の3点セットです。
家の間にある小さな囲いがトイレ、右の写真では黒い水タンクが見えます。
近づいてみましょう。
Tシェルターと呼ばれる仮設住居。国際基準で約6m×3mです。
住人に内部を見せてもらいました。
現在急ピッチで整備が進んでいます。
今月に入ってとりあえず1000人程が入居しました。
早く整備が進みますように。




