2月8日から公益財団法人 日本国際協力財団の助成事業でタンザニア入りしている。去年の8月から工事を始めた村に戻るのだが、今回の工事でいよいよ道が完成する。
現場へ着くなり、大勢の女性達が迎えてくれた。今回も7割が女性。前回の参加者はほぼ全員参加している為、皆手際も良く、1日100個近い土のうをつくる。

毎日女性達のおかげで現場が華やか。そしてパワフル。おしゃべりは絶えない・・・

あっと言う間に土のうが並んでいく・・・

すぐに現場の近くに簡易託児所が出来上がる。

以前は雨季になると車両が通れなくなり、無理に通ろうとすると・・・

このような残念な結果を招いてしまう事もしばしばでしたが・・・

こんなに変わってしまいます。人力で。
現場へ着くなり、大勢の女性達が迎えてくれた。今回も7割が女性。前回の参加者はほぼ全員参加している為、皆手際も良く、1日100個近い土のうをつくる。

毎日女性達のおかげで現場が華やか。そしてパワフル。おしゃべりは絶えない・・・

あっと言う間に土のうが並んでいく・・・

すぐに現場の近くに簡易託児所が出来上がる。

以前は雨季になると車両が通れなくなり、無理に通ろうとすると・・・

このような残念な結果を招いてしまう事もしばしばでしたが・・・

こんなに変わってしまいます。人力で。
ミャンマー・シャン州のとある村に調査に行ってきた。
州の中心部から車を走らせる事5時間。(その内3時間は険しい山道)
山岳地帯の中にあるその村は野菜があまり育たず、村人達ほぼ全員が栄養不足という。野菜が無い時はスープにパイナップルだけを入れて米と共に食べる。1年で彼らが畑から収穫できる野菜の量は彼らの8ヶ月分の食糧でしかない。残りの4ヶ月は他村の富裕層の人達からお金を借りるか、食糧を分けてもらい生活しているらしい。
そんな中、ある一人の女性が私達の元へ遠慮しながらやってきた。手には見たこともないような大きなイモを持っている。彼女は村長と私達の話をじっと聞き、話が終わるとそっとこちらへやってきて、私に何か言い、手に持っていた大きなイモを差し出した。「遠くから来てくれてありがとうございます。これは私の畑から獲れたイモです。食べて下さい」彼女は私にこう言っていた。
嬉しい気持ちを超えた言い表しようのない気持が溢れ、一瞬で号泣してしまいそうになったが頑張ってこらえた。御礼を言ったが受け取って良いものかとても迷った。
村を発つ前に私はトイレに行きたくなり、イモをくれた女性がトイレを貸してくれる事になったのだが、彼女の家の台所をふと見ると、そこには収穫されたイモがおいてあった。どれも虫に食われてサイズも小さく、彼女が自分が収穫した中で一番良いイモを私にくれたんだと一目見て分かった。
自分だったらどうか。自分が彼女の立場だったら・・・。
帰りの車中でずっとずっと考えていた。
州の中心部から車を走らせる事5時間。(その内3時間は険しい山道)
山岳地帯の中にあるその村は野菜があまり育たず、村人達ほぼ全員が栄養不足という。野菜が無い時はスープにパイナップルだけを入れて米と共に食べる。1年で彼らが畑から収穫できる野菜の量は彼らの8ヶ月分の食糧でしかない。残りの4ヶ月は他村の富裕層の人達からお金を借りるか、食糧を分けてもらい生活しているらしい。
そんな中、ある一人の女性が私達の元へ遠慮しながらやってきた。手には見たこともないような大きなイモを持っている。彼女は村長と私達の話をじっと聞き、話が終わるとそっとこちらへやってきて、私に何か言い、手に持っていた大きなイモを差し出した。「遠くから来てくれてありがとうございます。これは私の畑から獲れたイモです。食べて下さい」彼女は私にこう言っていた。
嬉しい気持ちを超えた言い表しようのない気持が溢れ、一瞬で号泣してしまいそうになったが頑張ってこらえた。御礼を言ったが受け取って良いものかとても迷った。
村を発つ前に私はトイレに行きたくなり、イモをくれた女性がトイレを貸してくれる事になったのだが、彼女の家の台所をふと見ると、そこには収穫されたイモがおいてあった。どれも虫に食われてサイズも小さく、彼女が自分が収穫した中で一番良いイモを私にくれたんだと一目見て分かった。
自分だったらどうか。自分が彼女の立場だったら・・・。
帰りの車中でずっとずっと考えていた。