今日はエーヤワディー地域・チョンチャイ村で近隣住民、僧侶へ向けて土のう工法のワークショップショップを開催した。
デルタ地帯で泥土しかとれないような地域でいかにその泥土を有効利用し、道路補修方法を行ったか。実際に工事に関わった村民、エンジニアを中心に説明してもらいその後は現場視察も行った。




ワークショップ休憩中、ふと僧侶達のテーブルに呼ばれた。
「何だろう・・・」と少し緊張気味にテーブルへ。
挨拶するとどの僧侶もにっこり微笑み、
「今日は招待してくれてありがとう」の言葉。
少し世間話をした後、チョンチャイ村の僧侶が
「あなた達の仕事の事はいつも聞いています。私達のために頭ではなく、心で仕事をしてくれてありがとう。」というありがたいお言葉。
ローカルスタッフA氏はこの言葉を私に通訳しながら今にも泣きそうだった(男性スタッフですが)。
ヤンゴンに戻り、スタッフ全員とこの言葉を共有しどの事業地においてもこう言ってもらえるような仕事をしようと話合った。



さて。
ネピドーの村で無事道なおしトレーニング開始!!






コンパクション、コンパクション。


土が乾燥している時に捲く水をどこから調達しようかと村人達と悩んでいたのだが、
工事が始まる1週間前に、道のすぐ横で携帯電話会社の鉄塔建設工事が始まり、
彼らが重機で掘削したところ水が湧いてきて、みるみるため池のようになった。
彼らはこれでは工事にならないとそのまま撤退。
ラッキーな事に今はこの水を捲き水に使わせて貰っている。
そして、牛達のプールと化している。


村の子供達との会話>
私:「本当にこの村の土は大変やね。雨ふったら泥々になるし」
子供達:「うん。でもいつでもこの土で遊べるからこの土が無くなったら嫌やなー」
私:「この土でどうやって遊ぶの?」

数時間後、1人の少年が持ってきた土でつくったウシ。
「こうやって遊ぶ!!」と一発で分からせてくれた。
なるほど。確かに楽しそう。