今日は3度目となる母校の短期大学での講演だ。
協力隊を終えてから、毎年この時期に呼んで頂いて、協力隊時代の話や、今の仕事の話、アフリカについての話をさせてもらう。
年頃の可愛い女の子達200人強集まった講堂に入るだけでも私のテンションは上がる。
毎年学生達には講演の最初にアフリカに対するイメージを聞くのだが、たいがいどれも暗いイメージばかり。去年の感想文には「アフリカの人に会ってみたくなった」や「アフリカのイメージが変わった」という言葉が多く、いかに今の若い世代の子たちがアフリカに対して「陰」のイメージしか持っていない事が分かった。
私は自分の経験をそのまま話しているだけだが、彼女達にとってはまず、アフリカにショッピングモールや、カフェがある事でさえも目からうろこのようで、彼女たちと同世代のアフリカの女の子達の写真を見せると「服、着ているんですね・・・」「ピアス可愛い・・・」「おしゃれ・・・」と興味深々。普段、女子大生と話す機会も無く、彼女たちの驚く顔を見るのが楽しくて毎年この日を楽しみにしている。

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5月31日~6月3日まで横浜で開催されていたアフリカ開発会議TICADのサイドイベント会場で道普請人もブースを出させてもらいました。
想像以上に大勢の来場者があり、日本の方々はもちろんの事、普段あまり会う機会がないアフリカ各国の方(チャド、中央アフリカ、ベナン・・・)ともお話しでき、ブースを担当していた木村理事長、酒井も慌ただしくも大変有意義な時間を過ごさせて頂ました。
今回は、学生ボランティアの大東君が展示会用に作成してくれたミニチュア版の土のう袋、土のう袋を締固めるためのハンドランマーも用意し、来場者に実際に土のう袋を叩いてもらい、どれほど土のう袋が固くなるか、という事も体験してもらいました。嬉しく思ったのは他のNPO,NGO団体が道普請人の活動に興味を持ってくれ、道なおしの必要性について理解してくれていた事です。これからは他の団体との横の繋がりや、連携して一つの事業を行うという展開も多くなりそうな予感がしています。

たくさんの展示ブースがあった中、わざわざ道普請人のブースに足を止めて頂いた方、そして時間を裂いて活動についての説明をきいてくださった方に、
職員一同心より御礼申し上げます。


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道普請人ブース


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アフリカ各国の方々も興味深々

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今回はプロジェクターを使用し、現地の村人からのビデオレターや動く現場も見て頂ました。


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常に来場者でいっぱいの展示会場
4年ぶりの日本の桜。京都に住んでいるからどうしても見たかった。先日の暴風でかなり散ってしまい、さらに若葉も生えてきてしまっていたがそれはそれで、初々しくて可愛いらしかった。来年はどんな桜をどのような状況の中でみるのだろうか・・・。
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高瀬川と春の風景