まだかまだかと水路沿いを南下。そして、ようやく見つけた円筒分水工。これ以降、多くの円筒分水工を見ることができた。
写真右側の水路から、ハンドルを回して水門開け取水。道路下を通って左側の円筒上の分水工へ。そこからさらに左側、谷側の田へ水を送る。
円筒分水工側から水路を見る。
円筒の中心部に小さい径の円筒がある。水路から取水し道路下を通り、ここから噴き出す。分水工から延びる水路沿いにある田の広さに応じて、円筒側面の窓数が調整されていて、各水路に流れる水の量が配分される。
土のうで窓をふさぐなどして、水量が調整されているのだと思う。
分水工から水が流れていく田
農業用水は沿線の利用者からなる団体、土地改良区で、管理されてきた。改築の記念碑。
記念碑の側の太陽光パネル。21世紀の農村風景?