2014年5月に学生さんと調査を実施、構造物の設計、提案、積算、予算申請、日本国際協力財団からの助成額承認、と手順を踏んできた。
先月より現地協力者、GLMi(日本のNGO)やPRRM(フィリピンNGO)らのサポートを得て準備を進めてきた。
市から、エンジニア、機械の協力を得て事業を進める段取りがついた。70個並べるカルバートの調達も目途がついた。
あとは現地入りし、施工を進めるのみ。
現場乗り込み初日、現況が前回調査時と変わりないことを確認し、着工式の段取りを進めた。土の位置にどの高さで川を道路が渡ることになるのか、明示した。

着工式では州、市、CORE(私たち、道普請人)、コミュニティらの役割を明確にした協定書を結ぶ。

読み上げることで、参加者が各々の役割(特に市のエンジニア)を確認できた。このあとの施工をスムーズに行うことにつながったと思う。

このあと住民との話合いで、参加人数、作業時間、昼食の調達、について決定された。いよいよ明日から作業開始である。