2009年から2013年までプロジェクトを行ったパプアニューギニア、事務所を置いて過ごしたハーゲンに戻ってきた。一年以上月日がたって、町がどんな様子か、ドキドキしながら現地入りした。
高層のビルが建設中。州政府建物らしい。完成すると、町でもっとも高い建物になる。
今年7月のオープンを目指し、急ピッチで工事が進んでいるらしい。高層でコンクリートを打つためのポンプ車も配置されている。インド系の建設会社が請け負っている。
だけど、見上げてばかりいられない。足元注意である。
一年前よりも道路の状態は悪化している。ほっておくと舗装道路もこうなってしまう。穴にはまるショックを避けようと車は蛇行する、道路全幅に広がる穴のあるところでは、徐行せざるを得ない。
三番目の人口規模の町なのに、こんな状態である。建物建設に予算が取られてしまっているのだろうか。
あんな高いビルは必要なんだろうか。どうも、バランスが悪いような気がする。
4か月前の火災現場。町の目貫通りに面していて、痛々しい。いつまでこのままなんだろうか。
空港にはジョンが迎えにきてくれていた。約束どおり、車を維持管理していて滞在期間中利用することができた。かなり長距離を走っている様子、傷みが生じそれを繕いながら利用している様子があるが、まあ、想定内、納得の範囲である。
パプアニューギニア、ハーゲンにこうした信頼関係のおける仲間を持つことができたことが、うれしい。