この事業での道路整備の特徴に、多くのコンクリート構造物、石積工があることが挙げられる。
1.沈下橋の施工状況、石を詰め基礎を作成したうえに、鉄筋網を設置、手練りしたコンクリート(セメント:砂:砂利の体積比=1: 2: 3
2.道路脇、構造物設置箇所付近に保管されているセメントと鉄筋。ケアインターナショナルのエンジニアが施工現場の進捗に合わせて契約する納入業者へ発注し、資機材を調達している。この建物は、コミュニティ自前によるもの。
3.橋構造物設置現場で、運搬されてきた資材。写真左の赤い上着の女性は、ケアインターナショナルのエンジニア。
4.排水構造物では勾配の調整が不可欠だ。長い透明ホースに水を入れ、数メートル離れた両端の水面の位置を設置した杭に印をすることで、離れた位置で同じ高さを得ることができる。ホースの両端の水面の間に気泡が無いようにすることが重要だ。
5.大きな規模の構造物の施工前には、コミュニティが集まり安全祈願の儀式をするらしい。その場に通りかかり、村の長老らと写真をとるケアインターナショナルのプロジェクトマネージャー(写真右から3人目、元気あふれる50過ぎのバングラディッシュ人)
6.施工を担当する選抜メンバー(女性5名、男性5名)に帽子とベストが支給され、一体感や自覚を啓発する。統一感があって、確かに見栄えがする。
7.ここでもお祭りに欠かせないのがブタでした。