早速現場の視察。
ナイロビは大都会。道路も最近整備された。それでも町に近くでは大渋滞になる。1時間ぐらいして、目的の県に到着。農業省県事務所はこんな感じ。事務所所長室につながる受付の様子。パソコンが設置され、データの整理が試験的に進められている。コンピューター化が進みつつある。それでも停電で使えないことや、プリンターなどはその維持管理が大変なようだ。
2ヶ月前に補修された道の様子を見に行く。

2箇所目は異常気象ともいえるここ数日の大雨で車では行けないという。たとえ車は通れなくても人やロバの通行が容易で可能なこと、荷車、バイク、トラクターが走行できることは大きな意味がある。

ここまで勾配がきついと、急に道路状態を改善することは難しい。雨水が路面を走るからどんどん、浸食されていく。まずは上流側から道路排水を整備することである。
いくつかの小川を超えて行く。
川幅が3メートルぐらいで水量が多いと、丸太を渡した橋を造る。こうした小川を横断する箇所をなんとか渡れるようにしてほしい、という農家さんからの要望も多い。橋を架けることで大きなインパクトがあることも事実だ。しかし、きちんと計算通りの強度の材料が調達できるわけでもなく、リスクもある。
仮設であることを利用する人にも理解してもらい、構造上も急に壊れることが内容に工夫をする。一本の丸太がダメになっても他の丸太で支えるようにする。農業促進の事業でどこまでの整備をするか。今回の派遣中に設定する。