プロジェクトマネジメント部に所属の二人のエンジニア(写真左端と右端)と4日間、約500 kmの行程を共にしました。現地の言葉がまったくできない自分にとっては、通訳としても助けてもらうことができました。写真はCAREのオフィスで打合せをしている様子。
海岸沿いを快適に走ります。
地滑りの対策工事をしているところ。作業中のため少し待たされました。
海沿いから一転、峠を目指して標高900 mまで一気に上がります。
すれ違う乗合バス。車外にも人がいて危ないです。
乾季で土煙りがあがるなかを、、バイクで、しかも二人乗りで移動する人々もいます。
お昼ごはんに寄ったお店。虫がたからないようカバーされているので、ふたをとって中身をまず確認。一人のエンジニアは気に入らないのかさっさと別のお店へ行きました。
首都へ戻る日、途中で薪を買いだす運転手。首都のくらしでも人々はまだ薪を利用しているようだ。すこしでも安く買いたいということだろう。
海岸近くの国道沿いで作られていた塩
海水を沸騰させている様子
気位の高いエンジニア、空腹にめっぽう弱いエンジニア、勝手に買出しを始める運転手との行程もほぼ終わり、という時彼らの人間性が垣間見れたことがあった。
狭い国道を車、バイクがスピードを出しているので事故がたたない。バイクと国連警察のマークの車両との事故現場に遭遇した。バイクに乗っていたと思われる一家三人(夫婦と子供か)が血を流して道路に投げ出されていた。運転手は車を止め、気位の高いエンジニアは駆けより、状況を見てけが人を病院まで連れていくことを提案してきた。事故現場の様子に圧倒されていたけれど、ともかく承諾して車に乗せる。
気位の高いエンジニアは、車内にスペースがないから自分はここからバスかバイクなどを捕まえて帰る、という。初日には出張先で自分の宿舎まで運転手に送らせてほしいと言ってきていたが(距離が遠いこともあり、これは却下)。
荷物をアレンジし少し詰めることで結局一緒に帰ってくることができた。病院ではすぐに医者が治療にあたってくれているようだった。けがの様子が気になるが、運転手やエンジニアのおかげでできることはやったと思う。
最後にレンタカー代を払い、出張は終えた。