パナソニックからの助成を受けることができるようになったこと、本当にうれしく思っています。
自分が申請書を書くとき、とても気持ちが高揚してきます。自分たちが実現したいという思いをどう達成するか、その大きなチャンスがこの助成制度にあるのです。自分たち(理事や会員)の思い、どう審査者に訴えるか。
決してひとりよがりにならないように、きちんと熱い思いが伝わるように、現場での実践部隊がいかに現地の状況を把握し戦略をたてているものなのか、プロジェクトの内容が正確にわかりやすく伝えられるように、などなどチェックポイントはいろいろあります。ぎりぎりまで内容を推敲します。これなら助成してもよいだろう、と思われるだろうという確信が、申請している自分にまずあるようにします。
理事や会員の方々にも助言をもらいます。
木村理事長、喜田理事長らの経験、思いから生まれた活動コンセプト。確固たる素材があるので、あとは助成プログラムの好みをきちんと把握し、それに併せてどう料理するか。
通った時、なによりもうれしいのは自分たちの思いをその審査者たちを動かすことができたということです。審査する方のご経歴も多種多様とは思いますが、すくなくとも企業や助成実施団体らから審査者として任命される何か、がある方だと思います。大きな自信となります。
もちろん通らなかった申請書もたくさんあります。その時は、なぜだめだったかな、成功した団体はどんな団体でなにがよかったのかな、と推察します。次に活かすようにします。
助成団体の講評も、第三者評価、として本当に貴重です。
今回のパナソニックの案件。パナソニックは社会貢献のため、企業市民活動として様々な活動されています。
そのひとつがNPOの組織基盤強化、というものでした。
http://panasonic.co.jp/cca/pnsf/
ホームページをみると、助成することでどうNPOが発展していくことにつながっているか、までフォローしています。
http://panasonic.co.jp/cca/pnsf/ar_report/2010_building/index.html
そして、今回助成をいただけることになった決め手はどういう点か、他にどんな団体がとっているのかが気になり、サイトをたずねてみると(http://panasonic.co.jp/cca/pnsf/africa/afr_gaiyou.html )
道普請人の推薦理由として、
「本団体の活動は、日本の道普請という精神と「土のう」という技術が、アフリカの人々の暮らしを豊かにすることにつながるという気づきを与えるというもので、非常にユニークなものである。
土木業界などでは知られた存在であるが、設立3年目を迎え、一般の方からの共感を得る広報方法に期待したい。」
とありました。きちんとその期待に応えて行こうと思います。
当選団体は3団体あり、財政規模と収入内訳が円グラフで表示されています。収入状況を把握分析し、どう収入を増やしていくか。今の自分の関心事、課題です。
最近、ビジネス誌「プレジデント」がおもしろい、と感じるようになりました。