14日にタンザニア、ダルエスサラームに到着しました。今回は、JICAよりあるコンサルタント会社（エイト日本技術開発）が請け負って進めているプロジェクトに参画します。
途上国の地方道路整備のために、ILO（International Labour Organization）が世界各地で人力施工による道路整備手法（Labour Based Technology, LBT)を実施、技術移転しています。タンザニアにはその整備手法の研修所があり、今回参画するプロジェクトはそこの機能強化を目的とした活動を実施しています。
土のう工法を、LBTの一つとして適用することがタンザニアでの主な活動です。
昨年3月にセミナー参加のためダルエスサラームに数日間滞在しましたが、その時に比べると涼しく感じます。日本は猛暑というニュースを他人事のように聞いてしまっていて、申し訳なく思います。
ダルエスサラームは海外沿いにあり、治安も比較的よいこともあり、食べ物の種類も豊富で環境もよく快適に過ごしています。町並みもきれいに感じます。
タンザニアでの仕事経験が豊富で現地のことをよく知っておられるプロジェクトマネージャーの方に付いて回っているからそう感じるのかもしれません。
こちらで活動される日本人の方とも幅広いネットワークを持っておられ、毎晩紹介してもらっています。旅行会社をされている方、建設コンサルタント、建設会社、大学の先生、日本大使館員。多くの日本人の方が海外で活躍されている様子はとても刺激を受けます。ある建設コンサルタントの方がご自分の時間あたりの単価を示し、それに見合う仕事をしなければいけない、という話にはプロ根性を感じました。自分も見習いたいと思いました。