宇治の上林三入さんのお茶は賢くなるお茶 | 花依姫の徒然草

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神話の「花依姫」のように文化、自然科学、教育、心理などに関心があります。

日々の徒然なる想いを綴っています。


春休みの話ですが、宇治を訪れました。




藤の花が咲き始めていました。



 抹茶を味わい尽くす


これが、今回のテーマでした。


ともかく、お腹が空いたらしく

抹茶ラーメンを食べたいと

「田中九商店」へ



麺にお茶が練り込んだものが使われていて

上品な味でした。


人混みを避けて午後から行ったら

お店が軒並み5時で終了で

どんどん閉まってきました。


斜め向かいにある


三星園 上林三入さんがまだ

空いてたので

飛び込みました。


これが、念願の真物の宇治抹茶だ!!!




緑の色が濃くて綺麗!!


甘味と苦味のバランスが見事です。


さて、


この上林三入さん、450年以上続く名家。


初代はあの千利休と親交が深く


織田信長、豊臣秀吉、伊達政宗といった戦国時代のスターに愛飲されたとか。







(宇治には上林の名前がつくお店は3軒あります。)


宇治茶といえば上林一族。


実は宇治で茶を栽培してる畑はとても少なく、


本物の宇治茶の総量は少なく希少です。


世の中に出回る宇治茶は京都府内産の宇治の茶葉が50%以上含まれていれば宇治ブランドを名乗れるので、ブレンドが多いんですが、


上林三入さんではちゃんと本物の宇治とれたお茶が買えます。


十六代目 当主 上林三入さんが

たまたまいらして、

2階の資料館でいろいろ説明してくれました。

お茶の地図記号は三つの●で表しますが

それはこのお店が昔から使ってるロゴとも一緒。



この十六代目 上林三入さんは日本を代表する茶師職人であり、日本や海外メディアからの取材も絶えません。


修学旅行生もここで、抹茶作り体験に多く訪れます。


その中にはいわゆる進学校と呼ばれる学校もあるのですが、


彼らに


勉強が出来るようになり、志望校に合格出来る秘訣!


をお話しする事があるそうです。


そのお話しの一部を娘にしてくれました。


それは、


「自分の事は自分でする事」


そして


「面倒くさい事をめんどくさがらずやる事」


この二つを実践した子は

みんな優秀な成績を残せるそうです。


これは、勉強だけでなく仕事にも通じることですね。


娘は痛いところをつかれた顔をして

でも、やる気スイッチを押されていました。


なぜなら、上林さんがそれを実践されているのが分かるからです。



そして、三つ目


「甘いジュースの代わりに本物のお茶を飲む事」


ごもっとも!!


そして、見事にお茶を購入する気になってしまいました!!!




上林三入さんは、

普段はとてもお忙しい方。


このようにゆっくり会えるなんて

とてもラッキーでした。


我が家では、上林さんのお茶を

「賢くなる本物のお茶飲もう!」

と言って、食事の際に飲んでおります。



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