あなたは、どうやって『老後資金』を用意しますか?? | 井上耕太事務所(独立系FP)公式ブログ

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大阪・西天満【井上耕太事務所】代表。
金融機関(銀行・証券・保険会社)に所属しない【独立系FP事務所】を経営しています。
顧客は医師・経営者から、会社員(年収500万円以上)の方までと幅広く、資産運用を活用した【セミリタイア・ライフプラン】を提供しています。

今日のテーマは、『あなたは、どうやって老後資金を用意しますか??』です。

 

 

 

 

昨日、一昨日の公式ブログでは、

 

 

『餌を貰うことに、慣れきってしまった国民の末路』と題して、

2回シリーズで『老後資金2000万円問題』を取り上げました。

 

 

個人的に考えて、

 

 

多くの方々が『会社員』を全うして『定年退職』を迎えた時点で、

『保有資産:2000万円』しか無い人はその後の人生において、

確実に『破綻』すると考えます。

 

 

しかし、

 

 

そのような『(非常に)低レベル』の基準でさえも、

『預貯金ゼロ世帯』が全国20%以上を占める今の『日本』では、

この『ハードル』を超えられる方の割合は、少ないと予測します。

 

 

この事実に対して、

 

 

『国・会社の責任だ!』『他人・社会がわるい!』『自分は不幸だ!』と、

あくまで『他社責任』を追求し、『責任放棄』して生きる方々が大半です。

 

 

特に、

 

 

『会社員』という立場の方々がそうなのですが、

『他者から与えられる事』に慣れ切ってしまっていて、

『権利』を無条件行使する事に慣れてしまっています。

 

 

その人自身が、

 

 

『権利』という言葉とは、完全に『対』であるはずの、

『責任』を果たせているかどうかなど、もはや概念すら無いかも知れません。

 

 

この辺り、

 

 

きっと、『会社員』という立場の方々には、耳が痛いと思います。

 

 

ただ、

 

 

その事をしっかりと認識しなければ、

正しい『価値観』『倫理観』を身に付け、その次のステップに進む事も出来ません。

 

 

勿論『私も含めて』ですが、

 

 

自分自身の『課題』『問題点』を素直に受け入れる事で、

それに対して真正面から向き合い、『改善』『成長』していく事が出来ると考えます。

 

 

話を元に戻します。

 

 

前述『老後資金:2000万円』という極限に低い基準ですが、

これは、繰り返す通り、今後の日本社会での『必要金額』を正しく表現していません。

 

 

先ず、

 

 

全国民総意で『異論』は無いと思うのですが、50歳未満の世代は当然のこと、

50代、60代の方々でさえ、現行レベルの『年金給付』は、期待出来ません。

 

 

それどころか、

 

 

現在、既に『年金給付』がスタートしている方々でさえ、

今後、突如として『減額通知』が来ることも、十分に考えられます。

 

 

そうなると、

 

 

リタイア後(退職後)の『収支ギャップ』は、元データの計算よりも増大し、

必然、必要になってくる『保有資産総額』基準は、増加することになります。

 

 

仮に、

 

 

今後の平均的『収支ギャップ(退職後)』が『月10万円』とした場合、

『年間120万円』もの資金が、取り崩されていく計算になります。

 

 

また、

 

 

生涯を全うする年齢を『平均寿命』でカウントする方々は多いですが、

厳密に言えば、これは『平均余命』を基に計算しなければいけません。

 

 

例えば、

 

 

2019年現在では、日本における『平均寿命』は、

『男性:約82歳』『女性:約87歳』とされていますが、

この数字は、もう暫くの期間は、増大すると予想されます。

 

 

現時点で、

 

 

『35歳』を迎えている方々の『平均余命』としては、

『男性:約52年』『女性:約57年』と算出されています。

 

 

この数字から考えると、

 

 

『65歳』を1つの退職年齢基準とした場合、『リタイア後』の年数は、

『男性:32年間』『女性37年間』もの長期間存在することになります。

 

 

上記を考慮すると、

 

 

定年退職時点として必要になる『保有資産総額』は、

実質的には、『約3800万円〜4400万円』程度になってくるはずです。

 

 

どうでしょうか??

 

 

公式ブログ読者の皆さんは、その準備が進められていますか??

 

 

現時点で『30歳』の方であれば、

 

 

仮に、毎月の収支として『10万円』のプラスが出ている場合、

『30年超かけて、預貯金で蓄えていく』という戦法もあるかも知れません。

 

 

しかし、

 

 

『月10万円』の拠出が、一般家庭にとって『楽勝』では無いことは、

『一般感覚』をそこまで理解していない私でも(笑)、容易に想像つきます。

 

 

そして、

 

 

『月10万円』ペース』での預貯金という涙ぐましい努力を継続しても、

リタイア後に待っているのは、『最低限の生活』ということになります。

 

 

ここで1つ視点を変えて、

 

 

『投資(運用)』という概念を、あなたの人生に取り入れると、

状況は、果たして、どのように『変化』していくでしょうか??

 

 

仮に、

 

 

退職時点の保有資産額基準(目標)を『5000万円』と定めると、

預貯金(運用0%)で『月10万円』拠出する場合、『40年以上』もの歳月が掛かります。

 

 

つまり、

 

 

あなたが『30歳』という年齢であったとしても、

その戦略を選択した時点で、『負けゲーム』は確定しているということです。

 

 

これは、

 

 

恐ろしく『単純』で、世界金融では『常識』レベルの話ですが、

残念ながら、この初歩的な事実でさえ、日本人の大半は理解していません。

 

 

しかし、

 

 

『月10万円(年間120万円)』という拠出金額はそのままで、

『年率4%運用』という戦略を選択したとしたら、どうでしょう??

 

 

途中過程の計算は省略しますが、その場合、

 

 

『約25年』ほどで目標金額の『5000万円』を超える事になり、

『40歳』からスタートしても、『65歳』が射程圏内に入って来ます。

 

 

投資をされている方は理解しやすいですが、

 

 

『20年間』を超える長期投資を進めるにあたり、

『年率4%』という運用利率はそれほど高くなく、

むしろ、私の意見としては、少し『物足りない』程の水準です。

 

 

それでも、

 

 

『有限な人生(労働期間)』から考えても、十分活かせる運用利率であり、

ここまで運用効率を高めることが出来たら、『資産形成』可能ということです。

 

 

ところで、あなたは『資産形成(運用)』をしていますか??

 

 

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あなたが、どのような業界に所属し、どのような立場であっても、

今の時代、『資産形成』しないという事は、そのまま『人生放棄』を意味します。

 

 

その事をしっかりと意識し、理解し、

『自助努力』で『資産形成』を進められる方が増えていく事を願っています。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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