『ビットコイン』は、その輝きを取り戻したのか?? | 井上耕太事務所(独立系FP)公式ブログ

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今日のテーマは、『ビットコインは、その輝きを取り戻したのか??』です。

 

 

 

 

仮想通貨取引に明るい方々はご存知と思いますが、

ここに来て、その代表通貨である『ビットコイン』の価格が上昇しています。

 

 

少し目を離している間に、

 

 

一昨日5月27日の取引では、一時9000ドルに迫る場面も有り、

『5月』単月の価格上昇率としては、『約70%』を記録しています。

 

 

これは、

 

 

その取引価格が『バブル』を形成した2017年に迫る水準で、

昨年11月以来、『前年同期比』の値として上昇に転じた事になります。

 

 

その後、

 

 

本日5月29日付けの取引でも、8000ドル超の安定した領域で推移しており、

一時、最高値の『8割』を吹っ飛ばした暴落の時期から、『回復』を伺わせます。

 

 

この流れを受けて、

 

 

某世界的投資銀行も、それに対する姿勢を変化させ、『ビットコイン』を、

『コモディティ(商品)』の一選択肢として取扱い始めたという話もあります。

 

 

また、

 

 

世界的な機関投資家の方々の保有割合も増加傾向にあり、

既に保有している方々は、その保有比率を更に増加させるという報道も。

 

 

これらの状況を考慮すると、『追い風』のように映りますよね。

 

 

今回、

 

 

代表通貨『ビットコイン』始め、仮想通貨市場全体の上昇については、

『バブル』では無く、いくつか、明確な『理由』があると言われています。

 

 

1つは、

 

 

(*2年前のような、)

単なる『盲目的な熱狂』では無く、採掘にかかる『電気コスト』等の計算から、

『ビットコイン』の本質的価値(製造原価)が適正評価されているというもの。

 

 

そして、

 

 

世界の政治的混乱から来る、経済的リスクを回避する為、

新時代における『安全資産』としての評価が高まって来ているというものが2つ目です。

 

 

いや、本当かな??(笑)

 

 

公式ブログでも度々取り上げていますが、

現在、世界の二大大国が、表舞台で絶賛抗争中であり、

『米中貿易摩擦』の激化・長期化が懸念されています。

 

 

特に、

 

 

通貨的観点では、『人民元』が『米ドル』に対して下落傾向にあり、

元々、外貨転換を進めていた中国人富裕層が、その流れを強化したとの話も有る。

 

 

一時は、

 

 

陸路による『香港』への持ち出しが流行する時代もありましたが、

規制強化された現在では、そのような古典的手段を使う人は極僅かです。

 

 

その中で、

 

 

現代では『仮想通貨』がその一役を担っている現状があるようで、真偽不明ですが、

『ビットコイン』が、『デジタル・ゴールド』の地位を確立しつつあると言います。

 

 

上記の経済動乱(米中貿易摩擦)に加えて、

 

 

未だ混迷を極めている、『英国のEU離脱』問題も残っており、

その動向次第では、『ビットコイン』の更なる価格上昇も有り得るとされています。

 

 

皆さんは、どうお考えになるでしょうか??

 

 

ここまで、

 

 

『ビットコイン』始め『仮想通貨』市場に肯定的な情報を並べて来ましたが、

私自身、同対象については、未だに積極的な姿勢では取り組んでいません。

 

 

要は、

 

 

これまで『1単位』も保有した事が無いですし、

今後も、暫くの間は、保有する『考え(必要性)』は有りません。

 

 

確かに、

 

 

(*以前の公式ブログでも書かせて頂いた通り、)

『ブロック・チェーン技術』自体は、『一転換点』となる技術革新だと考えますし、

代表通貨『ビットコイン』は、次世代通貨となり得る『ポテンシャル』が有ります。

 

 

しかし、

 

 

保有する『ポテンシャル』は、あくまで『決済手段』としてのツール的価値であり、

『キャピタル』として短期取引している間は、『ギャンブル』の領域を抜けません。

 

 

事実、

 

 

『復活』を遂げたかのように感じられる、その価格上昇の動きですが、

前回の『大暴落』を経験した、2017年の波形と似ているとの指摘も有ります。

 

 

そして、

 

 

その2017年の『価格推移』の波形は、歴史的な『バブル』の代名詞、

『チューリップ・バブル』の際、球根の価格上昇曲線にも類似していた、と。

 

 

暴落後の波形もちょうど重なるようですが、皮肉なものですよね。

 

 

世間一般的に、『キャピタルゲイン』狙いの上下動は射幸心を煽り、

『ギャンブラー体質』の根付いた市場参加者の方々を魅了しがちです。

 

 

しかし、

 

 

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