お手玉のはなし | みちよつさんのブログ

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「あとりえころりん」

私はお手玉がすきです。



なんですきなの?と聞かれたら、


ぜんぶが明るいから


と、答えると思います。



きっかけは数年前、父方の祖母の90歳のお祝いで旅行に行った先のお土産屋さんで見つけた、着物の布をはぎあわせたかわいいお手玉。

それまでは、お手玉は「昔遊んだっけなー」ぐらいの印象だったのに、

そのお手玉をを買って帰ってから、なんだかすごく気になって。

いろいろ調べたり、書籍を取り寄せたり、しました。

取り寄せた本は、精神科のお医者さまが書かれたものだったのですが、

そこに「お手玉は心と体の健康にとてもいい」ということが書かれていまして。

背筋が伸びる、肩こりが治る、うつが改善したり、ポジティブになれる、子供の心身の成長にもとてもいいとのことで。

素敵だな、と思いました。


興味を持ったので、お手玉を実際に作って、投げてみました。

すぐに夢中になりました。

夜な夜な1人で3個投げの練習をしたこともありました。

ヒートアップして汗だくになりました。

何回も何回も落としました。

ものすごく楽しい気持ちになりました。

失敗を楽しめる、レアなアイテムだと思いました。

3個投げをマスターするのに3ヶ月かかりました。

1回覚えれば、自転車と同じで、割といつでも投げられるようになります。

今は、4個投げを練習しています。今日、連続10回を初めて越えたので、うれしくてこのテーマで日記を書いています。



でも、投げるだけがお手玉ではなくて、

歌に合わせていろいろな操作をして技を競ったり

音楽に合わせて踊りながらお手玉したり

玉入れや的当てなど、ゲームのようにして楽しむこともできます。

だれかと一緒にお手玉を使って遊ぶと、必ず爆笑してしまいます。

お手玉を使ったコミュニケーションで笑いがスベッたこと、1回もないです。



お手玉のメリットは沢山あります。

投げ技はバランス感覚と動体視力と指先のトレーニングになります。

私はお手玉をやるようになってから、テーブルから落ちそうになったものを落ちる前に手でキャッチできる率が上がりました。

本当だよ!


投げ技をガチで極めていこうとすると、どこまでも限りなくストイックなスポーツの世界です。


ビニールプールの中にお手玉をいっぱい、山のように積んで置いておくと、子供たちは勝手に遊びを作って自由に遊び始めます。

子供たちの思いつき次第でお手玉はいろんなものに変身します。

おにぎり、ボール、お人形のお布団、お絵かきの道具などに。

好きに遊ぶことで、想像力、オリジナリティーが生まれていきます。


なにより、触れると、投げると、手渡すと、自分と相手とそこの空間にいる人たちの心が何故か明るくなるところが、お手玉の持つ一番の魅力だと思っています。

私が被災地にお手玉を作って送るボランティアを始めたのは、復興を進めるには、心の中がまず明るくなることだと思うからです。

専門的な医学のことや難しいことばで証明したりは難しいですが、とにかく「お手玉は素晴らしい」です。

自分でもどうしてこんなに思い入れるのか、わかりませんが、とても惹かれているし、皆さんにも良さを知ってもらえたらと思っています。



今年は長崎で国体が開催されるのですが、種目にお手玉が入っているそうです(!)

お手玉は長崎とか愛媛とか広島のほうで盛んに行われていて、「日本お手玉の会」という会があって、年に1回ホテルを借り切ってお手玉の全国大会が行われたりしているんです!

その大会行きたいなー!!

そして段位認定を是非とも受けてみたい。これは動けば今年中に叶うかな。

昔のお手玉遊びの歌を知りたくて、お手玉歌のCDを取り寄せてみたりもしました。



ゆくゆくは、OTEDAMA大使になりたいです(夢)

30年は練習できそうです。

年月をかけて、レベルアップしていきます。

楽しみです☆☆



ではでは