前回に続いて、ウォーキングの話を。

 

お尻の硬さを取って、お腹の筋肉をつけることまでお伝えしました。

 

そして、本日は歩く時の重心の位置。

 

筋肉は実際に動いている時にどの程度発揮できるかがとても重要なのです。

トレーニング中の体制では力が入るのに、立っている時や歩いている時には全然お腹やお尻に力が入らないという方はとても多いです。

 

ということで、

 

③立つ位置トレーニング

外くるぶしの1横指(指一本分)前に紐を置いて立ちます(割り箸でもOKですし、フットバンドでも)。

頭のてっぺんからひっぱられる意識をもち、紐上に体重をかける。この位置が綺麗に立つポイントです!

この状態で、ゆっくりとお尻に力が入っているか確認します。

お持ちの方は、図のように胸の前にエアボールを抱きかかえるとお腹のトレーニングになります。

 

 

 

そして、立つということは、足で支えるということ。


土台となる足が崩れてしまっているとせっかく作ったお腹の筋肉がしっかりと発揮できません。

特に女性はカラダが緩みやすく、膝や腰、足の痛みやトラブルに足の崩れが原因となっていることが多いです。

 

偏平足や自然と立った時につま先が外を向いている、内側を向いている方は要注意です。

 

上の立つ位置トレーニングでは、足の下に紐をおいていますが、これがポイントです。

 

この位置は足のアーチのカナメとなる舟状骨と立方骨がある部分。
ここがサポートされることで、アーチが安定し、足首を安定させる筋肉(腓骨(ヒコツ)筋・後脛骨(コウケイコツ筋))が使いやすくなります。

そして、この位置に体重をかけるイメージで体を動かすと、お尻やお腹に力が入りやすくなります。

 

スクワットをやるときも重心の位置で、どこの筋肉に力が入るか変わってしまうので、ぜひこの位置に紐などをおいて試してみてください(前モモばかりが張ってお尻に力を感じ難い方)ニコニコ

 

 

こうやって練習の時はできるけど、歩きながら意識するのは難しいんじゃない?と思った方。

そんな方のために、私たちはフットバンドを作りました(押し売りではないですが、試してみていただきたい)!!

 

 

 

ポイントとなる部分(立方骨・舟状骨)をサポートすることで、アーチを作り、足を安定させ、重心の位置を意識しやすくさせます。

 

ウォーキングする際にはとてもオススメです。

親指のバンドも入っていますが、これは靴を履くと当たって痛い場合も。
その時は足首のバンドのみつけて歩いてくださいね。

親指バンドは家の中や運動中など素足でいるときに試してください。

 

 

どんな運動をするにも、まず始めにカラダのベースを作ること がとても大切です。

 

 

 

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