２０１９年１０月１８日０時、
１３年間私の側にいてくれた
愛犬コロ助が永眠しました。
病気が発覚してわずか一ヶ月足らず、
３日ごとくらいに調子が良い日と悪い日が繰り返し、
悪い時は病院で点滴をしてもらい、
良い時はとても良いので
このまま何とか永らえてくれるのではと
思っていた矢先、本当に突然に、
あっという間の出来事でした。
１７日は調子も良く、
朝ごはんは完食、私がお昼を食べていると
側に来ておこぼれにあずかろうとおねだりするほどで
午後から少し元気がなくなったけれど
また病院で点滴してもらったら明日には元気になると信じていたのに。
コロが元気だと私も心が晴れ、お迎えに出てくれると嬉しく、
元気がないと、心はどんよりとしていました。
コロはずっとずっと元気だったので、
元気のないコロに慣れていない私達夫婦は
本当にどうしてあげたら良いのか
コロが気持ち良く暮らせるよう一生懸命考えていました。
特にコロ助を溺愛していたうちのだんなさんは
仕事を切り詰めて、早くかえってきて
病院に連れていったり、途中で様子を見にかえってきたり
本当に甲斐甲斐しく看護していました。
９月末に本当にコロが死んでしまうんじゃないかというくらい
具合が悪くなった時に初めて
コロとの別れが近いのかもしれないと覚悟をした時、
いつ来るかわからないそのXディに向かって
一日一日をコロといられることに感謝しながら
私達はできる限りコロの側にいました。
幸せだけれど、どこか悲しい日々でした。
後から思えばこの２週間、コロの方が私とだんなさんの側に
できる限りいて、思い出を作ってくれるために
しんどい中頑張ってくれていたのではないでしょうか。
最後は二人揃って家でコロを看取ることができたのも
コロがそこまで頑張ってくれたんだと思います。
思えばコロが家にやってきた２００７年３月１０日から
別れの日へのカウントダウンだったわけです。
「なくすのが恐いから、大事なものは持たない」主義だった私の
固定観念をコロ助はとてつもなくすごいパワーでぶっ壊していきました。
手のひらほど小さいコロは
全くいうことを聞いてくれず、超わがまま、
自分を貫くことを絶対にあきらめませんでした。
ありのままでいて
まったく人に媚びず
でもすごく甘え上手で
どんどん家族を巻き込んで
みんなを幸せにしていきました。
無償の愛を私に教えてくれたコロ。
人に深く入り込めない私に
ただ与えるだけの愛が喜びなのだと
教えてくれたコロ。
別れはつらい、寂しいけれど、
コロとの思い出は楽しいことの方が断然大きいから
この辛さを受け入れて乗り越えていこうと思います。
縁とか運命とか絆とかが
血のつながりはないけれど、
コロと私達家族との間には確かにあった。
これからもコロとの楽しい思い出がいっぱい詰まったこの家で
コロに話かけて、だんなさんと笑って暮らしていきたい。
私の人生を変えてくれたコロ。
ありがとう。
これからもお父さんとお母さんをよろしくね。