「教育」は1.4%減で、学習塾などの補習教育を中心に落ち込んだ。
気になったのでデータを検証
総務省統計局 家計調査より
教育の「補助教育」が学習塾費用
R5 年間平均月額2397円
意外と少ないのは2人以上世帯には
子どものいる世帯、いない世帯
全てを含んだ数値なので
補助教育を実際に支出するのは
2人以上世帯全数の20-30%程度?
補助教育費 R4→R5比-18.5%
1年でこんなにも下がるの?
金額は過去12年で最低を記録
こちらは文部科学省
子供の学習費調査より
R3 公立中学生
平均通塾率 70.4%
平均費用 250196円/年
先ほどの家計調査
R3 補助教育費 33156円/年
R5 補助教育費 28764円/年
この2年間で13.3%減
ソニー生命
子どもの教育資金に関する調査2024より
学校外教育費の平均支出
R3 13267円
R4 14429円
R5 16861円
R6 17593円
R6は調査開始以来最高額
家計調査 R3→R5
補助教育費[学習塾費] -13.3%
ソニー生命調査 R3→R5
学校外教育費 27.0%増
→平均通塾率の大幅な低下?
70.4%→55%程度か
一方で平均費用は増加傾向↗
東京新聞 2023/5/22より
困窮家庭の子どもたちに無料学習会を開く
「認定NPO法人キッズドア」が22年11月、
支援する家庭に実施した調査によると、
「家計維持のために出費を減らしている項目(複数回答)」は、
「教育費」が25%に上った。
「物価上昇による子どもの学びや生活の変化(同)」では、
「参考書や本の購入を減らした」が37%、
「塾や習い事をやめた」は18%に及んだ。
物価高が進めば進むほどに
低所得層は「補助教育費」を削っているのか…