来た来た来た来た~
今年もやって来ました。
「志望校どうしたらいいですか?」
去年、僕は迷っている塾生から、
同様の相談を受け、
予め答えを持って(「上位校を受けるべし」)挑んだ結果、
そうとはならず、とても悔しい思いが残りました。
3年、4年とご通塾いただいている塾生との関係性は
中学校の先生方に匹敵するほど強固!?だと錯覚するので
ついつい、「〇〇の方がいい」と
結論ありきで話をしてしまいがちです。
塾側は上位校にチャレンジしてほしいと
猛然とプッシュするのだろうし、
現に、去年まではそのようなスタイルでした。
いずれにしても、(中)学校は安全志向だから、
否が応でも、楽な方へという流れにはなるだろう。
ならば、塾は上位校をプッシュするというのも一理あります。
僕自身、いろいろと考えた結果、
決定までにある程度の情報提供はするものの、
やはり、決断するという時が来れば、
本人に任せようと思えるように
今年の僕はなりました。
昨日、安全校か上位校かで悩んでいた☆さん。
僕はそれぞれの学校について考えていることを
「そうなんだ」 「なるほどね」 「こっちはこうなんだね」と
そして、両親は安全校推しであると伺いました。
「先生はどう思う?」
いよいよ来たなー(^O^)/
黙り込んで考えること数分・・・
「うーん。どっちでもいいんじゃない。
答えは自分の中にあるから
自分で決めたらええやん」
「えー、先生なら、
上位校推しって言うと思ったのにー」
(今年はそうはしないのさ( *´艸`))
何だか残念がる☆さん。
安全校推しが優勢だから、
上位校推しもいるぞ!って、
そう思いたかったのかもしれません。
鳥羽高校の田中先生も仰ってくださいました。
友だちがとか、家族がとか、先生がとか、
ではなくて、自分自身で選択せよ、と。
塾的発想なら、上位校の方がいいに決まっているけど、
その考え方を貫けば、
偏差値の高い高校→いい大学→いい会社という
旧来型の流れに行きついてしまいます。
これからの3年間で、
自分が一番幸せだなと感じることのできるだろう学校、
それを選択してほしいです。
それにしても、進路希望調査、
塾生たちはまた来たと嘆いています。
そんなに調査してどうなりますか?
何気ない日常生活に高校選択の
何かしらヒントが転がってるかもしれん。
じっくりゆっくりでいいような気がします。
焦らさんと、毎月調査せんでもええやん。
進路への意識を高める生徒のためと称して、
高校に志望数データ送ってるだけだろうけど。