人形&置物活用 | イラストレーター いとうみちろう のブログ

人形&置物活用

絵を描くときに資料として「置物」や「人形」を活用することがあります。

 

リアルな光の当たり方や影のでき方などは頭で想像するのには限度があるので、やはり実物があると説得力がまったく変わってきます。そのようなわけで、このようなものをけっこうたくさん持っています↓

もちろん、こういったものがなくても描ける場合がほとんどですし、売り物の人形をそのまま仕事で描く絵に使うことはできないので、あくまで参考にする程度です。でも、あると全ての角度からまんべんなくモチーフを見られますし、いろんな角度から光を当てられます。さらに、例えば鹿の角が作る影が体の部分にどういうふうにかかってくるのか・・・とかいうのは想像だけだとかなり難しいのですが、把握がとても楽になります。

 

あと、何より気分が上がるという。。。正確でリアルテイストの動物の絵を描く場合は、資料に何十枚、場合によってはそれ以上の写真や画像が必要になることがあり、本も数冊以上そろえたりします。そうすると一匹一匹、一種一種にそういうことをするので、だんだんと作業がマンネリ化してきてモチベーションが下がってきます。そんなときに気分をガン上げして、クオリティが高い絵が描けるような気分にさせてくれるのが、こういった人形さん達。ただし、繰り返しになりますが無くてもも描ける場合がほとんどです・笑

 

↓にいたってはカメの絵を描くための資料として買ったのですが、すでに描き終わってから購入したという。。。いや、でもカメを描く機会は今後もあるはずなのでいいのです・笑

こういう置物があるとたとえばサラッとラフで、かなり立体的でリアルテイストなものが描けるのでやっぱりとても便利です↓

私は買ってきたものをそのまま模写することは普段はあまりないですが、手習いとして習作を作るならそういう作業もとても勉強になります。光とか影、あるいは近くと遠くの彩度感、地面にできた影の中の彩度なんかも把握しやすいです。例えばこの画像の場合、地面となっている机は画面の右側(光源側)は黄色っぽく、画面の左側はやや赤茶色っぽくなっていることが分かります。こういう部分って頭の中で考えるだけだとどうしても分かりづらくて、実物あってこその理解だと思います。

そんなわけで、今日の話は楽しく絵を描く自分なりの工夫の一つでした。