涓滴岩を穿つ


ということわざをご存知ですか?


小さな水の雫も、絶えず落ちていれば、

岩に穴を空けます。


このことから、努力を続ければ、

困難なことでも成し遂げられる


という意味です。



私はこの言葉が幼い頃から好きで


根性と努力があれば、

成し遂げられないことなど無い!


と思っていました。


しかしただ1つ

この言葉のようにいかないものが

ありました。


それは『人の心』です。




私の1番目の主人は

私が妊娠中から

産む事に反対していました。


まだ若い、というのが理由でした。


私が20歳で彼は23歳でした。


それでも私は

お腹にできた命を感じ

辛い悪阻は、

この子の生きたいという叫びだと

思いこみ、

堕胎することができませんでした。


毎日泣く私に根負けし

結婚することになりました。


しかし、

主人がわが子への愛情を

持つことがありませんでした。


産声を聞いたら、愛情が湧くだろう

可愛い笑顔を見たら、愛情が湧くだろう


それでも主人は

娘を抱くこともせず

夜泣きをすると、

「うるさい!どこかへ連れて行け!」

と怒鳴りました。


それで私は毎夜のように

娘をおぶって、娘が眠るまで

深夜の住宅街を歩きました。


娘が最初に話す言葉がパパだったら?

さすがに感動して可愛いと思うかもしれない


私はそう思い、

主人の写真を娘に見せて

毎日、パパ、パパと教えました。


娘は私の気持ちを汲んだように

1歳になる前に

主人に向かって

「パパ」

と言葉を発しました。


まんまよりもママよりも

1番最初に覚えたのがパパでした!


それでも主人は眉ひとつ動かさず、

いつものように仕事へ行きました。


娘のことを思うと胸が痛みます。


私は娘が自由に言葉を覚える機会を

奪ったのでした。


最後の手段も失敗した私は

必死になりました。


「ほら笑ったよ、可愛いよね」

「〇〇ちゃんが今日歩いたよ!」


そのうち

「可愛いって思ってよ!」

「私がお腹痛めて産んだんだから、

ちゃんと愛してよ!!」


と強く訴えるようになりました。


そうしていたら

主人は家に寄り付かなくなってしまいました。




心理学を学んで

「他人と過去は変えられない」

と知った時


あ〜私は主人を変えようとしてた


そのために娘に辛いことをしいらせた


と申し訳ない気持ちと自責の念に

かられました。


愛は届くと思います。


愛を水滴のようにたらし続けたら、

きっとその人の心に暖かい何かが

芽生えるでしょう。


でも私は主人を愛していなかった。


我が子を可愛く思わない彼を

憎んでさえいた。


それで人の心を変えられるはずが

無かったのです




今、あなたが誰かに変わって欲しいと

思っているなら、


まずあなたが変わりましょう。


その人に愛を持ちましょう。


その人のいい所に目をやって

そこを認めましょう


愛のない雫は、

余計に岩を強固にするだけです。




現在、

元主人は娘を愛してくれるように

なっています。


私と離婚したあと

再婚した方との間にもうけた子どもを

2歳の時に事故で失ったのです。


子どもを愛さなかった事を

激しく悔やんだ元夫は

 

「〇〇ちゃんに謝りたい」


と連絡をしてきました。


そして今では時々娘を

飲みに連れて行き、

酔う度に謝るそうです。


人が変わるのには

それだけ衝撃的な体験が

必要だということでしょう。




みなさんも

たとえ家族であれ、我が子であれ

変えようとするのは

無駄なことだと思ってください。


そして変えられるのは自分だけ


自分の愛し方や接し方を

変えてみましょう!!


自分がどう変わればいいのかなんて

分からないわ


という方はご相談くださいね✨


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