チバユウスケへの献花の会 『 Thanks ! 』 | -YMarlowe's blog Noir-

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2024/1/19 (金)Zepp DiverCityで執り行われたチバユウスケへの献花の会 『 Thanks ! 』に参列してきた

その日の様子などを、ここに書き残しておこうと思う

 

参列見送り

普段から芸能人の訃報に接しても、お別れの会に行きたい!とは特段思わず

このニュースを初めて知った時も、当初は参列まではいいかなと思っていた

チバユウスケが残した作品(音楽、映像)をこれからも楽しむことこそが、自分なりのチバユウスケへの供養と考えていたため

なので、チケット応募もせず参列は見送るという結論をその時は出した

 

翻意

やはり対象がチバユウスケだったからだろうか、このまま応募しなければ必ず後悔するだろうと

日に日に翻意したい思いが増していった

なので、応募するだけしてみよう

チケット応募して、外れたらそういうことにすればいいかと思うようになった

 

チケット応募

チケットは第三希望まで応募可能だった

何を思ったか、自分は11:30集合12:00入場を第一希望にしていた

1回目の抽選で、見事に当選していた

当選発表の前日に、クレジットカードの不正利用の疑いがあるとかなんとかというメールがカード会社から届く

無論カード停止の手続きを実施

その結果、急遽チケットの支払い方法をクレジットカードからコンビニ支払に変更する必要があった

1次抽選の時でよかった ※2次抽選はクレジット決済のみとなっていた

 

前夜の夢

どちらかというと、睡眠時にあまり夢を見ない方

ましてや芸能人なんて、夢に出てきたことがまずない

なので、夢に芸能人が出てきた話を聞くと、自ずと半信半疑になっていた

しかし自分の夢に、チバユウスケが初めて現れた

しかも、献花の日の前夜

夢に出てきたチバユウスケは、晩年の白髪混じりの髪で黒縁メガネをして、少しダボっとした白のロンTと黒いパンツスタイルだった

自分は知り合いでもないしただのファンのはずなのに、凄く仲良さそうにどこかの学校の階段の踊り場みたいなところでチバユウスケと談笑していた

チバがご機嫌に、「あれ聞いた?めちゃめちゃカッコいいじゃん!」みたいなことを自分に話しかけていた

チバユウスケに憧れて、自分も50~60年代のガレージロックを漁ってレコード収集するようになったため

多分、レコードの話をしたと思われる

去り際に「チバさんがいて、そのずっと後ろの方に僕がいるんで」みたいなことを伝えたら、「そっか」と笑って去って行った

その時の横顔が、凄く印象的だった

チバユウスケのおかげで、ロックンロールやレコードに興味持ったことに対しての感謝を、本人になにより伝えたかったのかなと

後々思った

ここまでチバユウスケに憧れ、意識していたとは自分でも驚いた

 

待機

当日集合時間より少し早めに現地に着いたものの、早く行くのもあれかなと少しゆっくり向かったらすでに長蛇の列となっていた

平日の昼間に老若男女問わず物凄い人の数、チバユウスケがどれくらい愛され偉大だったかをすべて物語っていた

完全に出遅れたかと思ったが、結果的には上の下ぐらいの位置だった

元々の天気予報は当初雨、晴れても寒くなることを見越して少し厚着してきたが、当日はカラッと快晴で一面青空で少し暑いぐらいだった

待機列を見渡すと、たまたまかもしれないが自分と同世代のアラフォーもしくは上のアラフィフ世代が多かったように思う

格好は各々ばらばら



 

入場

12:00の開場からそんなに待たずに入場することができた

オンラインチケットに慣れておらず、自分がちゃんと対応できるかちょっとドキドキしていた

階段を降り、中に向かっていくとそこら中にカッコいいチバユウスケの写真が展示されていた

入口が近づくと、そこではThe BirthdayのSEとして長年使用されてきたThe Crestsの「Sixteen Candles」がかかっていた

まるで、これからThe Birthdayのライブでも始まるのかと錯覚する感じだった

入口に立っていた女性スタッフから赤いガーベラを渡されちゃんと右手に花が来るように両手で受け取った

御作法知らずで恥をかきたくないと、密かに献花の作法を学んで行った甲斐があったかもしれない

 

献花

中に入っても、そこには在りし日のチバユウスケのカッコいい写真が何枚も飾られていた

美しくそして格好良く彩られた祭壇の中央には、常に使用していたマイクスタンド、絨毯、アンプとグレッチがいつものようにセッティングされ、その後方に右手を挙げているチバユウスケの遺影

祭壇を見ても不思議とまだ、いなくなった気がしなかった

いつものように、ふらっと舞台袖から出てくるかのような感覚に襲われた

ステージ向かって左側が空いてたこともあり、さっと移動し献花をした

いろいろ伝えたいことはあったが、咄嗟にそんなにたくさん出てくるわけもなく

手を合わせて、「貴方のおかげでロックンロールを知りました。ずっと憧れてました。これからもあなたの作品を聴き続けます。とりあえず、ゆっくり休んでください。ありがとうございました。」と伝えた

その時会場ではミッシェルの「I was walkin' & sleepin'」がかかっており、なんかチバらしさを感じる曲がBGMでよかったなと感慨深い気分になった

会場を後にしようとしたら、The Birthdayの「BECAUSE」がかかり始め、冒頭のチバの「パープルヘイズTOGETHER FOREVER」が響き渡った

チバユウスケに「これからも一緒だぞ」と呼び止められた、そんな気がした

「BECAUSE」を最近聴いてなかったから、意表を突かれた感じがしてなんだか凄くぐっときた

出口に向かう通路で振り返り、最後にチバユウスケの遺影に惜別の念を持って一瞥した

出口周辺でメモリアルフォトを受け取り、会場の外に出た



 

新曲

会場を後にして間も無く、The Birthdayの新曲リリースのニュースを知る

https://x.com/TBD_STAFF/status/1748181439622054011?s=20

The Birthday公式が、以下のようにアナウンスしていた

2023年4月、チバユウスケが治療に専念する直前までThe Birthdayはレコーディングを行っていました。 その音源たちを完成させたかったチバの遺志を受け、録音済みである新曲3曲についてこれからメンバー3人で最終作業を行い、2024年春にEPとしてリリースする準備をしております。

この文書を読んだ途端に、本当にいなくなってしまったんだなと急に実感した

しかし、新曲自体は非常に楽しみである

 

Thanks!

・これまでチバユウスケから多くの影響を受けたこと

・献花の会に参列し、チバユウスケにちゃんとお別れできたこと

・まだ新曲を聴くことができること

 

こちらこそ、チバユウスケおよび関係者各位にThanks!と言いたいことが数多くある

せめてもの供養、恩返しとして、これからもこのブログでチバユウスケに関して発信していきたいと思う