写真の男をご存知だろうか。アメリカ人でありながらハリウッドとは一線画し、異才を放つミニシアター系のカリスマ映画監督ジム・ジャームッシュである。
ハリウッドからの多額の資金援助を断り続け、低予算ながら自分の撮りたいように映画を撮り続ける。そんな彼の姿勢と、芸術的センス溢れる作品が大好きだ。
僕の中で1番好きな映画監督である。
今回は、ジム・ジャームッシュ作品を紹介します。
彼の作品は、大きく3つの分類に分けられると思う。
1.ロードムービー作品
2.幾つかのショートストーリーから成るオムニバス作品
3.ストーリーよりも感覚的で観る作品
1.には『パーマネント・バケーション』、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』、『ダウン・バイ・ロー』、『ブロークン・フラワーズ』
2.には『ミステリー・トレイン』、『ナイト・オン・ザ・プラネット』、『コーヒー&シガレッツ』
3.には『デッドマン』、『リミッツ・オブ・コントロール』
※『イヤー・オブ・ザ・ホース』は、ドキュメンタリー。『ゴースト・ドッグ』はアクションに分類されるかな。
低予算でありながら、監督の元には各界の有名人が自ら好んで監督の作品に出演しています。
トム・ウェイツ、ジョン・ルーリー、ロベルト・ベニーニ、ジョー・ストラマー、永瀬正敏、工藤夕貴、ジョニー・デップ、スティーヴ・ブジェミ、ウィノナ・ライダー、イザック・ド・バンコレ、フォレスト・ウィテカー、イギー・ポップ、ケイト・ブランシェット、ビル・マーレー、シャロン・ストーン、ティルダ・スウィントン、ガエル・ガルシア・ベルナルと、数えたらキリがないほどスター達がこぞって出演してます。それもこれもジム・ジャームッシュ本人が、高く評価されてるからなんですね。
個人的に1番のお気に入り作品は
やはり、『STRANGER THAN PARADISE』ですね。独特のユーモアに包まれたロードムービーです。
次も同じくロードムービー作品の『DOWN BY LAW』
男達の友情を描く、逃避行ロードムービー。
上記2作品が特に好きです。
基本的には、どの作品も甲乙つけ難いほど好きですがw
変わり種の『デッドマン』や『リミッツ・オブ・コントロール』も、ストーリーを無理に追わず、展開をそのまま受け止めて観たら、感性がなんか研ぎ澄まされるような気がしますw まっ、気のせいかもですが・・・σ(^_^;)
ジム・ジャームッシュ作品を、機会があれば是非観て頂きたいですね!※写真は、『ナイト・オン・ザ・プラネット』
ではまた!≧(´▽`)≦